2012.12.23 02:32 更新
2012.12.23 取材
玄人志向は2012年12月22日、秋葉原UDXにおいて初の単独イベントとなる「玄人志向大感謝祭 in AKIBA」を開催した。ブランドのアイコンとしてお馴染み“サングラス男”のトークショーをはじめ、パソコンアイドルのミニライブやじゃんけん大会、抽選会など、盛りだくさんのプログラムが用意された会場の様子をお届けしよう。
会場は展示フロアと特設ステージの2段構え。訪れたユーザーはトークセッションを眺めるかたわら、玄人志向の幅広いラインナンプの数々を観察することができる |
会場内はブランドのもつ気風とでもいうべきか、実にリラックスした雰囲気。広々とした展示フロアには玄人志向ブランドの製品がズラリと並べられ、訪れたユーザーは担当者から直接説明を聞くこともできた。反対側の特設ステージではトークセッションやライブなど、多数のプログラムが休憩時間を挟みつつゆったりと進んでいく。
玄人志向製品がズラリと並んだ展示フロア。現行製品のほとんどを一堂にチェックすることができる。キミはどれくらい持っている? |
現行品に混じって未発売の製品もひっそり並んでいる。こちらは1月の発売が予定されているコンパクトな850Wの80PLUS GOLD電源「KRPW-G2-850W/90+」。予価は12,980円とお手頃だ |
PCI-Express(×4)接続のUSB3.0カード「USB3.0RX4-P4-PCIE」。ルネサス製USB3.0コントローラ「μPD720202」を4個実装し、全ポート同時接続でも高速通信を維持できる。発売は2~3月の予定で、予価は同様の製品に比べ格安の6,980円だ |
こちらも2月頃に発売予定とされるUSB3.0カードのバリエーションモデル「USB3.0R-P2H2-PCIE」。USB3.02ポート+ピンヘッダ構成で、予価は2,500円前後。これらが玄人志向自慢のインターフェイス製品群に加わるのはもうすぐだ |
お値打価格で大人気、同ブランドのHDDケースも顔を揃えた。中央のテーブルでは先ごろ詳細レビューをお届けしたばかりの「GW3.5TR10-SUP3」を組み立てられる体験コーナーも |
イベント協賛メーカー各社もブースを用意している。こちらは最新マザーボードを中心に展開中のGIGABYTEブース |
GIGABYTEブースでは現行品に混じって、国内未発売のMini-ITXマザーボード「GA-C807N」や「GA-B75N」も並んでいた |
AMDブースでは3画面出力のデモ機で「機動戦士ガンダムオンライン」を、NVIDIAブースではGeForce GTX 660搭載PCで「Call of Duty Black Ops 2」を試遊できた。ちなみにNVIDIAブースでは同社の高橋氏がプレイ中 |
サングラス男のトークセッションでは、同じく“サングラス男化”した進行役を務めるCFD販売株式会社の倉本 豊和氏が相方になり、鋭いツッコミを浴びせる。さすがのサングラス男もタジタジ? |
冒頭セットされたのは、サングラス男こと“D2000”氏のトークショー。「玄人志向ヒストリー」と銘打って、誕生当時から玄人志向の歩みを振り返った。今では懐かしい大ヒット商品から、玄人志向ならではといえる実験的なキワモノアイテムまでと様々な製品が話題にのぼる。さすが訪れたユーザーも“玄人”が多いようで、頷きながら興味深く聞き入る人が多かった。
自作キャリアの長いヘビーユーザーはついニヤリとしてしまいそうなディープな話も。玄人志向って昔はかなり敷居の高いブランドでした。「今こんなこと言ったら大変だな」 |
はじめはサングラス着用で登場の高橋氏、残念ながらすぐにいつものスタイルに戻り、3人に増えたサングラス集団と対決。「こんなキワモノが欲しい」の過激なリクエストには会場内から笑いも |
休憩を挟みつつ、ゲストを招いてのトークセッションも行われた。基本サングラス男氏は出ずっぱりなのだが、“改造バカ”ことテクニカルライターの高橋 敏也氏との対決では増援も登場し、3人のサングラス男が壇上に揃い踏みしてセッションを盛り上げた。元祖サングラス男氏が答えに窮すると解答を引き取るなど、連携も抜群。高橋氏のツッコミに耐えながらも様々な現行製品の魅力を解説した。
また、後半には協賛メーカー各社のトークセッションも実施されたほか、PCへの愛を歌う“パソコンアイドル”ことぴよひなさんのミニライブも行われ、終始飽きのこないステージで来場したユーザーたちを楽しませた。
日本AMDのセッションでは森本 竜英氏が、NVIDIAのターンではなぜか高橋氏の代わり(?)に“NVIDIAのトナカイ”を名乗る怪人物が壇上に登場した |
続いて行われたGIGABYTEのセッションでは日本ギガバイト営業部の岩政 裕之氏が登場。玄人志向との斜め上なコラボレーションに期待をにじませるなどして会場を沸かせていた |
トークセッションの合間に2回行われたぴよひなさんのミニライブ。会場内に突如響く“オタ芸”は頭のリセットにも最適?メーカー主催のじゃんけん大会も大いに盛り上がった |
文: GDM編集部 絵踏 一
玄人志向: http://www.kuroutoshikou.com