8年間続くロングセラーの“まな板”が再び

「SEIGI-3GOU」は、マザーボードやグラフィックスカード、ドライブ類などを剥き出しの状態で使用できるベンチマーク用テスト台、通称「まな板」だ。8年前のデビュー以来、ひっそりと販売が継続されていたというシロモノ。ある日、価格表を眺めていた某ベテランスタッフが、代理店に在庫がある事に気付き、久々に仕入れを行った。

8年前に発売されたものの、いまだに人気の「SEIGI-3GOU」

Core 2 DuoやGeForce 8800で盛り上がりを見せていた2006年からタイムスリップしてきたような「SEIGI-3GOU」だが、2014年の自作ユーザーにとってもウケはいいようで「入荷後、早速何台か売れた」とのこと。

これまでにも“まな板”を謳う製品は数多く発売されてきたものの、高価で過剰なギミックを備えたモデルが多く、シンプルなモデルを欲しがる人は多かった。この点「SEIGI-3GOU」は安価で作りもシンプル。「スチール製で剛性もしっかりしていますし、組み立て式なので持ち帰りも楽です」とか。

あくまでスタンダードなまな板を探している人にはオススメ。シンプルで使いやすい構造だ

主なスペックは、ATXマザーボード対応でドライブベイレイアウトは、5.25インチベイ×1、3.5インチベイ×2。拡張スロットは全8段で、電源/リセットスイッチ、電源LEDやアクセスLED、ビープ音用スピーカーが搭載されている。電源はATXに対応。外形寸法は、W350×D280×H240mm、重量約2.68kg。

余談ながらトップパネルおよびサイドパネルを常に解放しておくと、まな板状態で使用できるCooler Master「HAF XB」は、ショップスタッフの間で「まな板」用途の愛用者が多いとか

文： GDM編集部 Tawashi
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