2016.05.03 00:00 更新
2016.05.03 取材
こんなスマホやあんなタブレットをちぎっては投げ。なんと半年足らずで数十台を使い倒すという、筋金入りのスマホオタクがお気に入りの端末をアレコレ語る「ギークの殿堂」。今回は、タブレットとノートPCが絶妙に融合したソニーの2-in-1端末「VAIO Duo 13」を紹介します。発売はちょいと前のモデルだけど、つい最近に中古で最強カスタムモデルをゲット。今やすっかりヘビロテな端末と化しています。
どうもこんにちは、モバイルならおまかせなイオシス アキバ中央通店スタッフの太田です。マニアの視点からスマホやタブレットをご紹介していくこのコーナー、今回はソニーの「VAIO Duo 13」についてお話しましょうか。変形してタブレットにもノートPCにもなる、いわゆる2-in-1仕様のUltrabookですね。個人的にこの手の2-in-1端末が大好物でして、以前にご紹介した「Xperia Z4 Tablet」や「Surface Pro 4」もその類でした。その点でこの端末は最新モデルというワケではありませんが、完成度の高さは負けていません。ちょうど最近になって中古で入手しまして、ここしばらくは毎日モバイルして使っているんですよ。
近頃マニアがひょんなことからゲットした、ソニー時代の2-in-1なUltrabook「VAIO Duo 13」。アキバでも激安特価が大騒ぎになった「VAIO Duo 11」の後継モデルだ。ソニーロゴが眩しい・・・ |
そもそもこの「VAIO Duo 13」はソニーから2013年の6月に発売されたモノで、今から3年前のモデルということになりますね。以前に中古が大量入荷してバカ売れした、あの「VAIO Duo 11」の後継モデル。今となっては、ソニーのロゴが眩しいですね(笑)。
もっとも一口に3年前のモデルといっても、コイツは一味違います。CPUはHaswell世代のCore i7-4650Uでメモリは8GB、ストレージは256GB SSDという、ほぼ最高構成の“オーナーメードモデル”なんですよ。ディスプレイは美麗なフルHD液晶で、イマドキなモデルと比べても見劣りしません。たいていこの手のタブレットPCとなると、低価格モデルはCPUがAtomだったりと非力で、ハイスペックなモデルは2~30万円コースがザラ・・・激安の中古をゲットできたのは運がよかったと思います。ここはガジェットの神様に感謝しておきましょう。
スペック以外にもスゴイところはたくさんありまして、特に最長18時間というバッテリーライフは圧倒的です。もちろん当時としては“世界最長”を謳う機能でした。Windows機のカタログスペックは信用ならん!と疑ってみたとして、仮に半分だとしても9時間!もう一日中ドヤ顔でモバイルして使い倒せるというワケです。その点では、ライフの短かった「Surface Pro 4」は惜しかった。個人的に、常に持ち歩くなら7時間以上のライフは欲しいところです。
それとサイドにご注目、2ポートのUSB3.0にHDMI出力、さらに最大256GB対応のSDカードスロットと、拡張性がかなり高いのは巨大なメリットだと思います。Type-Cポートだけだった「MacBook」とは、エライ違いですよね(笑)。いったい何に使ってやろうか、いろいろ夢が広がります。
最近はこの手の2-in-1端末も増えてきましたが、こんなに拡張性があって、さらにバッテリー持ちがここまでずば抜けているモデルはそうそうありません。それと本来のOSはWindows 8だったところ、“Windows 10降臨”でさらにレベルアップ!またしても“神機”を見つけてしまいました・・・。Windows 10ではタブレットモードで便利な2画面タスクもいけますし、激しいゲームでもやらない限りはHaswell世代のCore i7でこれからも十分戦えます。今やすっかり“ヘビロテ”な状態ですが、このまましばらく大事に使っていきたいですね。
文: GDM編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/