国内発売予定もアリ。ECS「LIVA」対抗を明言するコンパクトPC

「RACING P1」は、Cherry TrailことAtom x5-Z8350（4コア / 定格1.44GHz / バースト時1.92GHz / キャッシュ2MB）を搭載するコンパクトPC。

フロントインターフェイスはUSB3.0×1、USB2.0×1、microSDスロット、オーディオコンボジャック×1を搭載

担当者によればECS「LIVA」の対抗として開発した製品で、キーボードとマウスを接続しても余裕があるように、USBポートを計6口（USB3.0×1 / USB2.0×5）搭載させたという高い拡張性が最大の特徴だ。もちろん冷却はパッシブヒートシンク方式で、電源にはACアダプタを採用。動作音がまったくしないため、寝室やリビング用のPCとして活用して欲しいとしている。

製品ラインナップはメモリ2GB、ストレージ32GBの下位モデルと、メモリ4GB、ストレージ64GBの上位モデルの2種。グローバル市場での発売は8月予定で、下位モデルの市場想定売価は149ドル。国内発売も予定されており、順調ならQ3中には販売ができるだろうということだ。

リアインターフェイスはUSB2.0×4、HDMI×1で、ネットワークはギガビットLANとIEEE 802.11ac無線LANに対応する

ちなみに同社ではAppolo Lakeモデルも予定しているが、当初同SoCの出荷量はかなり少なくなると噂されているそうで、安定供給されるまでには時間がかかるだろうとの見解を示していた。

またBIOSTARでは、U.2をオンボードさせたSkylakeマザーボード2種を準備中。いずれも国内発売は未定ということだが、画像で簡単に紹介しておこう。

Intel H170チップを搭載するMini-ITXマザーボード「H170GTN」。グローバル発売は7月予定で、価格は120ドル前後
Intel Z170チップを採用するATXマザーボード「Z170GT8」。こちらもグローバル発売は7月で、価格は200ドル前後になる見込み

文： GDM編集部 池西 樹
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