2016.07.01 00:00 更新
2016.07.01 取材
軽快な打鍵音も魅力だけど、職場で使うのはちょっと。そんなメカニカルキーボードのジレンマを解決する、静音スイッチ“ピンク軸”搭載モデル「Majestouch 2 S」シリーズが発売された。これまでずっと赤軸を使っていた、テクノハウス東映の松下さんも早速購入。「これまでで最高の打ち心地かも」と絶賛している。
5月いっぱいで閉店したパソコンハウスの件もすっかり片付きまして、僕たち“残党”もこっちに合流しています(笑)。僕自身今はお店に立っていないんですが・・・まぁそんな話はいいでしょう。今日は発売されたばかりのメカニカルキーボード「Majestouch 2 S」を紹介させてください。ダイヤテックが通称“ピンク軸”と呼んでいる、「CHERRY MX SILENT RED」を搭載した静音仕様のモデルなんです。なんと打鍵音は30%減、実際に打ってみると本当に静かで驚かされますね。
“ピンク軸”は既存の赤軸とほぼ同じ45g荷重のリニアスイッチで、内部が騒音を抑える構造になっています。ただし同じと言いつつ、打ってみた感触は赤軸より「心持ち重め」な印象で、これが実に良いんですよ。赤軸は軽すぎるし、黒軸は逆に重すぎて・・・なんていう方には、ピッタリなスイッチじゃないでしょうか。個人的には、これまでのCherry軸の中でもピカイチな打ち心地だと思います。
そしてさっきも言いましたが、打鍵音が本当に静か!普通のキーを叩いた時はもちろん、EnterとかSpaceキーとか、スタビライザー(安定用金具)が入ったキーを押しても音が響かないんですよ。定番の静音化アクセ「静音化リング」を使ったものよりも静かだし、何より底打ちできなくなるリング装着状態に比べれば、打鍵感は段違いにいい。静かで打ち心地がいいメカニカルキーボードを探している方は、もうコレにしちゃいましょう。
シボ加工の筐体も前よりカッコよくて気に入っていたりしますが、基本はこれまでの「Majestouch」シリーズとデザインは変わりません。キーピッチもフレームサイズも同じなので、既存ユーザーの方はスンナリ移行できると思います。私はまだ赤軸が限定品で、定番じゃない頃からずっと使っていましたが・・・これからはこの“ピンク軸”が職場の主力キーボード。もう静音リングとか付けなくても、遠慮なしに職場でメカニカルキーボードが打てるってワケですよ。
ちなみにこの「Majestouch 2 S」ですが、まだテクノハウスにまとまったキーボードコーナーが出来ていないのもあって、今のところは受発注になります。興味のある方は店員まで、ご注文お待ちしていますよ。
文: GDM編集部 絵踏 一
テクノハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/tech-toei/