2017.01.13 11:35 更新
2017.01.13 取材
3D・VRコンテンツを単体で利用できる、Android搭載の安価なオールインワンVRヘッドセット「All in One VR Headset」がJan-gle秋葉原本店にて販売中だ。価格は税抜9,800円と安い。
見た目はスマホ対応のVRヘッドセットのようで、れっきとした独自OSやCPU内蔵のAndroid端末。製品単体でVRコンテンツが利用できる |
スマートフォンとヘッドマウントディスプレイタイプのVRヘッドセットを合体させたような、オールインワンのVRデバイスに安価なモデルが登場。Androidベースの独自OSが搭載されており、Google Playストアや専用のVRアプリストアからコンテンツを入手、単体で手軽にVR体験ができる。
OSはAndroid 5.1ベースのNibiru OS 2.0を搭載。仮想スクリーンは解像度1,280×720ドットの5インチサイズで、操作にはボトムに実装された各種操作ボタンを使用する。バッテリーは2,200mAhを内蔵、単体での連続動作時間は3.5時間ほど。
インターフェイスはmicroUSBとイヤホンジャック、microSDスロットのみ。ボトムに操作用の各種ボタンを実装している |
主なスペックは、プロセッサがクアッドコアのRockchip RK3126(1.3GHz)、メモリ1GB、ストレージ8GBなど。加速度センサーを内蔵し、ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポート。インターフェイスは充電・OTG対応のmicroUSBと最大32GB対応のmicroSDスロット、イヤホンジャックを備えている。
スクリーンサイズはHD解像度の5インチで、クアッドコアSoCや1GBメモリを搭載。税抜9,800円と安価な点が魅力だ | |
税抜19,800円のスペック上位モデル「RT-V03」も同時に入荷。Android 4.4ベースの独自OSを搭載する、REMAX製のオールインワンVRデバイスだ |
また、スペックや機能に優れるREMAX製のオールインワンVRヘッドセット「RT-V03」も同時に入荷。こちらは税抜19,800円で販売されている。
OSはAndroid 4.4ベースのNibiru OSを搭載。加速度センサーに加えジャイロセンサーを内蔵し、視線移動や各種操作ボタンを使用した操作に対応している。
インターフェイスは標準サイズのUSBポートが追加、レンズの左右位置調整も可能に。各種操作ボタンのほか、視線移動による操作にも対応する |
仮想スクリーンはフルHD解像度の5.5インチサイズで、プロセッサはクアッドコアのAllwinner H8(2.0GHz)、メモリ2GB、ストレージ16GBを実装。全体的に「All in One VR Headset」に比べてスペックが高めになっている。
ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポート。インターフェイスは、OTG対応のUSBポート、microUSB、microSDスロット、イヤホンジャックを備えている。バッテリー容量は3,200mAhで、動作時間は3.5時間ほど。
パッケージには(やや怪しげながら)日本語表示があり、OSも日本語表記に対応している |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Jan-gle秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/jan-gle/