2017.07.27 19:01 更新
2017.07.27 取材
4枚のNVMe M.2 SSDを搭載できる、HighPoint Technologies(本社:アメリカ)のRAID拡張カード「SSD7101A-1」がアキバに登場。発売は明日28日(金)より開始され、販売価格は税抜54,800円。
4枚のNVMe SSDによるRAID環境を構築できる拡張カード、HighPoint「SSD7101A-1」がオリオスペックと、ツクモパソコン本店に入荷。明日28日(金)より販売が開始される。価格は税抜54,800円。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、基板上にはNVMe SSD用のM.2スロットを4基搭載 |
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、レーンスイッチチップ「PEX8747」を経由して4基のM.2スロットを搭載。スロットごと32Gbps、合計128Gbpsの広大な帯域幅を利用することで、すべてのNVMe SSDのパフォーマンスを最大限に発揮することができるという。なお使用するにはCPUのPCI-Express3.0レーンが必要となるため、コンシューマ向けではIntel X99/X299プラットフォームが必要とされる。
PCI-Express3.0(x16)レーンは、レーンスイッチチップ「PEX8747」で分岐。またアルミニウム製カバーはSSDやコントローラを冷却するヒートシンクの役割も兼ねている |
対応RAIDレベルは0/1/5/10/JBOD(RAID 5/10モード時はTRIM非対応)、ストレージモードはデータストレージ(ブート非対応)のみサポートし、基板上には50×50mmの冷却ファンを搭載する。
CPUのPCI-Express3.0(x16)レーンに接続するため、対応システムが限られる点には注意が必要だ |
外形寸法はL213.1×D21.59×H127mm、重量0.35kg。OSはWindows 10 64bit版、Linux Kernel 3.3以降に対応し、製品保証は1年間。なおツクモパソコン本店では現在デモ機を準備中。順調なら明日28日(金)より、実際のパフォーマンスを確認することができるという。
ツクモパソコン本店では、Samsung「960 EVO」を使ったデモ機を準備中。順調なら明日28日(金)には実動デモが実施される予定だ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi / 池西 樹
HighPoint Technologies: http://www.highpoint-tech.com/