2017.09.15 19:00 更新
2017.09.15 取材
アキバでは初となるSeagate製2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD、「Nytro XF1230」シリーズの発売がオリオスペックでスタート。eMLCを採用するエンタープライズ向け製品で、容量は240GB、480GB、960GB、1.92TBの計4モデルがラインナップ。
アキバでは初となるSeagate製2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD、「Nytro XF1230」シリーズの販売がスタート。読込集中型アプリケーション向けに設計されたエンタープライズモデルで、NANDフラッシュには高耐久なeMLCを採用する。ショップ店員によれば、当初は非常に高価だったことから見送っていたが、ここに来て一気に価格が低下。この度取り扱いを決定したという。
アキバ初登場となるSeagate製2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD。NANDフラッシュにはeMLCを採用する |
7mm厚のスリムタイプで、容量は240GB、480GB、960GB、1.92TBの計4モデルがラインナップ。転送速度は容量によって異なるが、シーケンシャル読込最高560MB/sec、書込最高500MB/sec、ランダム読込最高98,000 IOPS、書込最高16,000 IOPS。また4.8W以下という低消費電力駆動も特徴だ。
その他、データ損失保護機能「PFAIL」、データエラーを訂正する「ECC NAND Flash Algorithm」、データの信頼性を向上する「End-to-End data protection」などの独自機能を搭載。MTBFは200万時間、書込耐性は1DWPD、総書き込み耐性は376TB~3,009TB。
販売ショップはオリオスペックで、価格は240GBが税抜15,800円、480GBが税抜26,800円、960GBが税抜47,800円、1.92TBが税抜92,400円。いずれもコンシューマー向けハイエンドモデルとほぼ同等の価格に抑えられており、大量のデータを書き込む人や耐久性・信頼性を重視する人には良い選択肢になるだろう。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi/池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/