2017.12.08 10:00 更新
2017.12.08 取材
今年8月に国内デビューを果たしたColorful Technology CO., LTD(Colorful/本社:中国)のグラフィックスカード。多数あるラインナップの中でも最高峰に位置するGeForce GTX 1080 Ti搭載モデル「iGame GTX1080Ti Kudan」の販売が明日9日(土)からスタートする。
水冷・空冷のハイブリッドクーラーを搭載するGeForce GTX 1080 Tiグラフィックスカードハイエンドモデル。120mmファンを備えるラジエターキットは着脱式。そのため、φ7本のヒートパイプと大型ヒートシンクを組み合わせた92mm口径の3連ファンクーラーを駆使した単体利用も可能。水冷とのハイブリッドで運用する際には、工業グレードのフィッティングを経由し、ラジエターキットを接続する。
「iGame GTX1080Ti Kudan」。Kudanは漢字で“九段”。中国におけるチェスのトッププレイヤーを指す呼称だという |
工業用のフィッティングが採用されている水冷ユニット。120mmファンを搭載しホースの長さは340mm、外形寸法は224(L)×128(W)×70(H)mm |
ブラケット部には、ワンタッチのオーバークロックボタン「One-key overclocking」を搭載。メーカーにより厳選されたGPUを採用するため、ベースクロック1,657Mhz、ブーストクロック1,784Mhzまでアップ。GeForce GTX 1080 Ti最速の動作クロックを実現する。
カード厚は3スロットを占有。ブラケット部にはオーバークロックボタン「One-key overclocking」を実装。本体の再起動が必要だが、クロックを最速まで自動チューニングする |
トップ部分にはLCDモニター「iGame Status Monitor」装備。GPU Clock、Fan Speed、GPU Temp、Memory Occupancyの各ステータスを確認できる | 背面にはバックプレートを搭載。ロゴは発光する |
8月に開催された製品発表会では「チップ選別のレベルが高すぎるため世界で10台ほどしかなく、日本に入荷しても1、2台がせいぜい」(担当者)と語るひとコマもあったが、その言葉通り、今回入荷を確認したのはパソコンショップアークとTSUKUMO eX.のみ。
付属品には本体重量約2.3kgのカードを支える“つっかえ棒”の「Enhance-Kit」やドライバー+ビットセットも入っている |
巨大なトランクに収められたプレミアム感溢れるパッケージを採用し、店内のショーケースに鎮座している。入荷はもちろん今回のみ。最速のGeForce GTX 1080 Tiが欲しいという人は、迷っている時間はない。
文: GDM編集部 Tawashi
パソコンショップアーク: https://www.gdm.or.jp/shop/ark/
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/
株式会社リンクスインターナショナル: https://www.links.co.jp/