2012.10.01 17:00 更新
2012.10.01 配信
優れた静音性と冷却性を両立する、水冷空冷ハイブリッドクーラー搭載のGeForce GTX 680グラフィックスカード「ELSA GeForce GTX 680 HYBRID」がELSAより発表、近く発売が開始される。GPUコアは静音タイプの液体冷却ポンプ、リザーバー、ラジエーターで構成される一体型水冷ユニットで強力に冷却、電源やメモリの冷却は空冷ファンが担当するという仕組みを採用。リファレンスに比べて高負荷時のGPU温度を20度、ファン騒音値が21dB低下するとされる。
それら優秀な冷却ユニットに支えられ、スペックはコアベースクロックが1,124MHz(リファレンス:1,006MHz)、メモリクロックが6,280MHz(リファレンス:6,008MHz)に高められたオーバークロック仕様。メモリ容量は4GBと2GBの2モデルが用意され、メモリバス幅は256bit。
出力インターフェイスはDisplayPort×1、HDMI×1、DualLink DVI-I×1、DualLink DVI-D×1で、最大4画面出力に対応する。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)で、PCI-Express補助電源は8pin×1+6pin×1構成。付属するELSAオリジナルのGPU管理ツール「ELSA GPU Optimizer」に対応している。
また、同時にGeForce GT 640を搭載するミドルレンジ向けグラフィックスカード「ELSA GeForce GT 640 LP」もリリース。近日中に販売が開始される。スリムPCへの組込みに最適なロープロファイル仕様のコンパクト設計を採用する。
コアベースクロックは900MHzで、メモリクロックは1,782MHz。メモリバス幅128bit、GDDR3 1,024MBのビデオメモリを実装する。出力インターフェイスはHDMI×1、DualLink DVI-I×1、D-Sub×1。1スロット占有の空冷クーラーを搭載し、PCI-Express補助電源なしで駆動する。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社エルザジャパン: http://www.elsa-jp.co.jp/