2014.04.16 18:14 更新
2014.04.16 配信
サイズオリジナルCPUクーラー「虎徹」の設計思想を受け継いだという、非干渉型・ナローフィンデザイン採用の、サイドフロー型PCクーラー新作。出荷開始はGW真っ只中の5月2日。
定評の「虎徹」搭載の冷却ファン120mm口径に対し、新作「巽」では、92mm口径をチョイス。アルミニウム製放熱フィンを含め幅83mmのナロータイプとする事で、大型ヒートスプレッダ搭載のメモリとの物理的干渉を回避させた。
ヒートシンクはお馴染み「多重エアフロー透過構造」M.A.P.S(Multiple Airflow Pass-through Structure)を採用。形状の違うフィンを組み合わせる事で、冷却ファンの風を効率よく吸い込む事ができる。なおヒートパイプはφ6mmで、放熱フィンには3本が貫通。受熱ベースには銅が採用される。
定番「虎徹」の弟分として間もなく登場する「巽」は、随所にオリジナルモデルらしさが盛り込まれている |
外形寸法はW102×D83×H146mm、重量450g。冷却ファンは92×92×25mm。回転数は300±200mm~2,500rpm±10%、風量6.70~55.55CFM、騒音値7.2~31.07dBA、静圧は7.35~22.46Pa/0.75~2.29mmH2Oで、固定はワイヤークリップ式。
対応ソケットは、Intel LGA775/1150/1155/1156/1366/2011、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+。なお固定には、ヒートシンクの受熱ベース部分にメタルバーを渡す、ブリッジ式リテンションが採用される。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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