2014.08.19 19:30 更新
2014.08.19 配信
AMDが展開するRadeonブランドより、ゲーマー向けを謳うSATA3.0(6Gbps)対応SSD「Radeon R7 SSD」シリーズがリリースされた。容量ラインナップは120GB、240GB、480GBの3モデルがラインナップされる。
開発を手がけるのはOCZ Storage Solutionsで、コントローラには上位モデル「Vector 150」シリーズと同じ「Barefoot 3 M00」を搭載。NANDフラッシュは東芝製第2世代19nm MLC(A19nm MLC)が採用され、独自フラッシュ管理技術により、1日あたり30GB書き込みに4年間耐えられる、高い耐久性と信頼性を実現した。
「Vector 150」と「Vertex 460」の間を埋めるハイパフォーマンスモデルという位置付け |
転送速度は容量によって異なるが、シーケンシャル読込最高550MB/sec、書込530MB/sec、ランダム読込100,000 IOPS、書込90,000 IOPS。また長期運用時でもパフォーマンス低下が少ないのも特徴で、480GBモデルでは定常状態でも23,000 IOPSの高速アクセスを可能にした。
その他、256bit AES暗号化、最大44bit/1KBのBCH ECC(誤り訂正機能)、ガーベッジコレクション、TRIM、S.M.A.R.Tなどに対応。消費電力はアイドル時0.6W、アクティブ時2.70W。外形寸法は、W69.75×L99.70×H7.00mm、重量115gで、MTBFは230万時間とされる。なお各モデルの公称転送速度は以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/
OCZ Storage Solutions: http://ocz.com/