2014.11.04 16:40 更新
2014.11.03 配信
アメリカ保険業者安全試験所(UL)より、「3DMark」などのベンチマークソフトを手がけるFuturemark Corporationの買収がアナウンスされた。
ULは、機能や安全性に関する製品安全規格を策定する、非営利の世界的な第三者安全機関。材料・装置・製品に至るまでの評価方法を設定、各種評価試験を実施することで、“UL認証”を発行している。世界40ヶ国以上に事業所や関連企業を構え、10,000人以上の専門スタッフを抱えているという。
今回の買収は、組み込み向けを中心としたソフトウェア品質の重要性の高まりを受けたもの。製品評価サービスにFuturemarkの開発する世界標準のベンチマーク技術を生かし、顧客製品の性能向上に役立てていくという。
なお、CEOのJukka Makinen氏をはじめ、39名のFuturemark社従業員はすべてULに参加。これまで同様にベンチマークソフトの開発を継続するほか、ULとのタッグによりアジア市場など新市場への進出を目指していく。
文: GDM編集部 絵踏 一
アメリカ保険業者安全試験所(UL): http://ul.com/