過酷な環境に対応。静脈センサーも増設できるハイエンドタブレット

屋外や衛生面が重視される現場向けに提供される、企業向けのWindows 8.1 Pro搭載タブレットが富士通からリリース。IPX5/7/8の防水、IP5Xの防塵・耐薬品性能を備えているほか、指紋認証センサーを標準搭載するなどセキュリティ性にも優れている。

13.3インチの「ARROWS Tab Q775/K」は、メインPCとしての用途も想定したハイスペックモデル。フルHD解像度のIGZOディスプレイを採用するほか、Intelの第5世代Core i7/i5プロセッサを搭載する。13.3インチ以上では最軽量クラスの900g台に重量を抑え、バッテリー寿命は一日中持ち歩ける約9時間を実現した。
　なお、オプションで手のひら静脈センサーも追加実装できるほか、ネットワーク（無線WAN）対応モデルはリモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」に対応する。

「ARROWS Tab Q584/K」は、同時にリリースされた10.1インチモデル。WQXGA解像度（2,560×1,600ドット）の高精細液晶を採用するのが特長で、プロセッサはIntel Atom、OSは64bit版のWindows 8.1 Proを搭載する。

なお、それぞれにスリムキーボードやキーボード・ドッキングステーション、拡張クレードルをはじめ、専用フォリオカバー、ハンドストラップ、ショルダーストラップ、VESAマウント用アタッチメントなど、豊富なアクセサリも用意される。

文： GDM編集部 絵踏 一
富士通株式会社： http://jp.fujitsu.com/