1,200万画素のデュアルレンズ搭載、超高速AFにも対応するカメラ特化スマホ

ASUSより、カメラ特化スマートフォンの最新モデル「ZenFone Zoom S」がリリース。背面に光学2.3倍ズームに対応したデュアルレンズカメラを搭載、デジタルズームを組み合わせれば最大12倍ズーム撮影が可能になる。カラーバリエーションは、ネイビーブラックとシルバーの2色展開。

スマートフォン最大級となるF値1.7の大口径レンズを搭載したデュアルレンズカメラは、1,200万画素で焦点距離25mmのメインレンズと、1,200万画素で焦点距離59mmのズームレンズで構成される。一眼レフ感覚で撮影できるマニュアル撮影モードやRAWデータ保存機能を備えるほか、最速0.03秒フォーカスが可能な「TriTech+オートフォーカス」に対応。周囲の明るさを測定するRGBセンサー、4軸光学手ブレ補正+3軸電子手ブレ補正も備える。

ディスプレイはフルHD解像度の5.5インチ有機ELで、プロセッサはオクタコアのQualcomm Snapdragon 625（2.0GHz）、メモリ4GB、ストレージ64GBを実装。OSはAndroid 6.1を搭載する。

そのほか、ハイレゾ再生機能や指紋認証センサーを装備。5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、他端末へ給電するモバイルバッテリー機能も備えている。外形寸法は約W77×D154.3×H7.9mm、重量約170g。コネクタはUSB Type-Cを採用する。

なお、ネットワークはBluetooth 4.2と無線LANをサポート。通信方式は、FDD-LTEバンド 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28、TDD-LTEバンド 38/39/40/41などに対応する。

また、AR技術「Tango」とVR技術「Daydream」に両対応したハイスペックスマートフォン「ZenFene AR」の発売日が正式決定。「ZenFone Zoom S」と同日の6月23日より発売が開始される。

3連装カメラ「TriCamシステム」で“空間を認識できる”機能が特徴で、スマートフォン初の8GBメモリを実装するなど超ハイスペックな構成。詳細や想定売価はこちらの取材記事を参照のこと。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社： http://www.asus.com/jp/