2017.07.27 11:16 更新
2017.07.27 配信
アスクは、AMDの最新サーバー向けCPU EPYC 7000シリーズを搭載する、Supermicro製サーバー・ワークステーションの取り扱い開始を発表した。
最新コアアーキテクチャ「Zen」を採用するEPYC 7000シリーズでは、1CPUあたり32コア/64スレッドに対応し、デュアルCPU構成なら128スレッドの同時処理が可能。また8チャンネルのDDR4や、128レーンのPCI-Express3.0を備え、ストレージやメモリも高速化されている。
取り扱い製品の一例として、1Uラックマウントタイプのベアボーンキット「AS-1023US-TR4」「AS-1123US-TR4」、2Uラックマウントタイプの「AS-2023US-TR4」、4Uタワーモデル「AS-4023US-TRT」の4モデルがアナウンス。
AS-1023US-TR4 | AS-1123US-TR4 |
AS-2023US-TR4 | AS-4023US-TRT |
また標準モデルとして、「AS-1023US-TR4」をベースに、EPYC 7601(32コア/64スレッド)をデュアル実装した1Uサーバーのスペックを公開。メモリはDDR4-2666 512GB(32GB×16)、ストレージは2.5インチ240GB SSDで、3.5インチホットスワップベイ×4を搭載。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express3.0(x8)×2で、電源ユニットは80PLUS PLATINUM認証の1,000Wリダンダント電源を標準装備する。
なおアスクでは、ベアボーンキットをベースに要望に合わせたカスタマイズに対応。ただし最小構成には、2基のEPYC CPU、16枚以上のメモリ、最低1基のHDD・SSDまたはSATA DOMを選択する必要がある。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
Super Micro Computer, Inc.: http://www.supermicro.com/