2017.09.25 13:00 更新
2017.09.25 配信
省電力向けプロセッサから遅れること約1ヶ月。Intelから、デスクトップ向け「第8世代Coreプロセッサ」が正式リリース。北米での発売は10月5日で、搭載PCは2017年の第4四半期に登場する予定だ。
製品ラインナップはCore i7/i5/i3の3シリーズ計6モデルで、Intelのコンシューマ向けモデルとしては初めて物理6コアに対応。Hyper Threadingに対応する上位モデルでは論理12コアのマルチスレッド処理をサポートする。
これまで通りオーバークロック対応の“K”シリーズと非対応の“non-K”シリーズがラインナップ。TDPは前者が95W(一部91W)、後者が65Wに設定されている |
またコア数の拡張に合わせてスマートキャッシュも最大8MBから最大12MBへと増加。これにより、先代の第7世代モデルからゲーム性能は最大25%、マルチタスク性能は45%も向上しているという。
コア数やキャッシュ、動作クロックの向上により、ゲーム性能は最大25%、マルチタスク性能は45%向上 |
なおCPUソケットは従来通りLGA1151だが、電気設計が刷新され、既存のIntel 200シリーズチップセットとの互換性はなし。新規チップセットとしてIntel Z370チップセットがアナウンスされている。
第8世代Coreシリーズでは、新チップセットとして「Intel Z370」が必要になる。なお電気的な互換性がないため、従来のSkylake/Kaby Lakeは使用できない |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/