2018.02.27 17:30 更新
2018.02.24 配信
ファンレスデスクトップPCを得意とするCompulabは、Core i7-7700KとNVIDIA GeForce GTX 1080を搭載するファンレスゲーミングPC「Inferno」を発表した。
両サイドにはヒートパイプを内蔵した、スタック形状のヒートシンクサイドパネルを採用。TDP 300Wを超える冷却性能を発揮でき、91WのCore i7-7700Kと180WのGeForce GTX 1080をダウンクロックなどせずに動作させることができるという。
ヒートパイプを内蔵するスタック形状のヒートシンクサイドパネルを採用 |
主なスペックは、チップセットがIntel C236、メモリはDDR4-2400×4(最大64GB)、ストレージはM.2×2(NVMe/SATA両対応)、2.5インチSATA×4。ネットワークはIEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、microSIM、デュアルギガビットLAN(Intel I219/I210)に対応。
ストレージやメモリの増設はツールフリーで行うことができる |
外形寸法はW150×D255×H300mm、重量9kg、容量約11リットル。なおクラウドファンディングサイトKick Starterではすでに募集が開始され、Core i7-7700Kのみ付属するベアボーンキットは1,599ドル、Core i7-7700KとGeForce GTX 1080が付属するベアボーンキットは2,330ドル、さらに16GB RAM、1TB SSD、Windows 10 Proが付属する完成モデルが2,999ドルから購入できる。
産業向けPCをベースにしているため、拡張性に優れるのも特徴だ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Compulab Embedded Systems: https://fit-iot.com/