2Uサイズで576TBの大容量ストレージを構築可能

2017年8月に「NGSFF SSD」としてアナウンスされた、Samsungのエンタープライズ向けSSDが正式発表。その詳細スペックが明らかになった。

フォームファクタは、30.5×110mmサイズのエンタープライズ向け新規格「NF1」（NGSFF）に対応し、最大容量は8TB。72スロットを搭載する2Uサイズのサーバーを使えば576TBという大容量ストレージ環境を構築することができる。

NANDフラッシュには256Gbitダイを16枚積層した3D V-NANDフラッシュを採用。インターフェイスはPCI-Express4.0、プロトコルはNVMe 1.3で、転送速度はシーケンシャル読込3,100MB/sec、書込2,000MB/sec、ランダム読込500,000 IOPS、書込50,000 IOPS、書込耐性は1.3DWPD（3年間）。

なおSamsungでは、512Gbitダイを採用した大容量モデルも準備しており、順調なら2018年後半にも登場する予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/