エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.681
2018.08.29 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE「B450 AORUS PRO WIFI」市場想定売価税込16,000円前後(発売中) 製品情報(GIGABYTE) |
今回取り上げるのは、7月31日に解禁されたRyzen対応新ミドルレンジチップAMD B450を採用するゲーミングマザーボード「B450 AORUS PRO WIFI」だ。GIGABYTEが展開する「AORUS」シリーズに属するATXマザーボードで、ネットワーク機能はAMD B450チップモデルでは珍しいIntelチップのギガビット有線LANに加えて、IEEE 802.11ac + Bluetooth 4.2のワイヤレスカードを標準装備する。
第2世代Ryzenシリーズに最適化したという「ハイブリッド・デジタル電源フェーズ設計」の電源回路を搭載 |
またRealtekの最新IC「ALC1220-VB」と音響スタジオグレードのコンデンサによる高品位オーディオ回路や、消費電力が増加した第2世代Ryzenに最適化したという「ハイブリッド・デジタル電源フェーズ設計」、アドレサブルデジタルLEDやRGBW/UV LEDテープにも対応するライティング機能「RGB Fusion」など、AMD X470チップ採用のハイエンドゲーミングモデル顔負けの充実した機能を備えている。
ひと目でそれと分かる“AORUSイーグル”がデザインされたパッケージ。サイズは実測340×280×80mmとマザーボードとしては標準的 |
そのほか、マザーボードにあらかじめ搭載された「一体型 I/O バックパネル」、重量級グラフィックスカードを安全に支える「Ultra Durable PCIe Armor」、M.2 NVMe SSDのサーマルスロットリングを防ぐ「M.2 Thermal Guard」、PWM/電圧両対応の高性能ファンコントロール機能「Smart Fan 5」など、GIGABYTEの最新機能をもれなくカバー。
搭載機能やインターフェイスについての解説が記載されたパッケージ裏面。その情報量の多さからも「B450 AORUS PRO WIFI」の多機能ぶりが分かる |
さらにRAID対応の2基のM.2スロットや計6ポートのSATA3.0(6Gbps)、帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen2対応Type-A/Type-Cポートなど、ストレージインターフェイス周りも一切妥協のない仕上がりだ。