Press release プレスリリース
Home
>
Press release
>
[新製品] ドイツの冷却器メーカーEKLから、サイドフローCPUクーラー「Matterhorn」のプレスリリースが届く
[新製品] ドイツの冷却器メーカーEKLから、サイドフローCPUクーラー「Matterhorn」のプレスリリースが届く
2010年2月26日 18:30 更新
EKL(本社:ドイツ・ロイトキルヒェ)
は、120ファンを搭載したサイドフロー型CPUクーラー
「Matterhorn」
を発表した。このモデルは主にヨーロッパ市場向けに出荷される製品となり、現時点発売時期および市場想定売価は未定となっている。
■見慣れたサイドフロー型CPUクーラーから特徴を読みとる
Matterhorn 市場想定売価・発売時期未定
http://www.ekl-ag.de/
成田から12時間。ドイツ・ミュンヘンから直線距離にして約120kmにあるロイトキルヒェ。ここに本拠地を置く冷却器メーカー・EKLから、サイドフロー型CPUクーラーの新製品が発表され、25日付けで編集部にプレスリリースが到着。非常にオーソドックスなスタイルだが、その特徴をご紹介しよう。
ヒートシンクサイズは138×75×158mm。放熱フィンはブラックニッケルメッキ加工が施されたアルミニウム製、ベース部は銅製となり、U字型にレイアウトされたφ6mmのヒートパイプ6本で構成されている。
放熱フィンは中央に向かって斜めに切り込まれ、左右から伸びるフィンは交差するようなデザインを採用、取り込んだファンからの風を効率よく排出し、また放熱フィンの熱離れを良くする工夫が凝らされている。さらに鏡面加工が施されたベース部は、コンピュータ制御によるCNC機械加工により非常に滑らかな仕上がりと平面加工を実現した。
搭載されるファンは、単体発売されている同社オリジナルの「Alpenfohn Fohn120 Wing Boost」で、Operating rangeは5V-13.2Vとなり、比較的低いレンジから回転が始動が可能。回転数は1500rpm/19.7dBA固定ながら、同梱のアダプタにより7V(850-900rpm)、5V(500-550rpm)での運用を任意で選択する事もできる。
対応ソケットは、Intel LGA775/1156/1366、AMD Socket AM3/AM2+/AM2で、CPUコアとベース部のテンションを確実なものとする「MPM-System(Multi-Positioning-Mounting)」が採用される。
恐らく日本での展開は無いだろうとの事だが、ヨーロッパの自作パーツにも色々な製品があるもので、地理的にもう少し近ければこれまでに無い魅力的な製品が適正価格で店頭に並ぶはず。今後の流通経路の整備も国内自作市場の課題となってくるだろう。
TEXT:G&D matrix 松枝 清顕
EKL
http://www.ekl-ag.de/
■
エルミタ的「一点突破」CPUクーラー編 Vol.1 「Scythe 夜叉」 検証(2010/2/12)
http://www.gdm.or.jp/review/cooler/scythe/yasya/index_01.html
■
[新製品] 今週発売されるThermaltakeのフラッグシップモデル「Frio 冷却魂」をもう一度チェックしておく(2010/2/23)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201002/23_06.html
■
[新製品] ZALMAN、ファン増設でデュアル仕様にできるCPUクーラー「CNPS10X Performa」(2010/2/8)
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201002/08_03.html
・
この記事のTop
・
Pressrelease Top
EKL「Matterhorn」
Copyright(c)1997-2012 GDM Corporation All rights reserved 掲載記事の無断転載を禁じます