2012.10.23 18:48 更新
2012.10.23 取材
SAMSUNGの人気SATA3.0対応SSD「SSD 830」の正当後継モデル「SSD 840」が明日24日より販売開始される。なお今回入荷を確認したのは120GB、240GB、500GBの3モデルで実勢価格はそれぞれ8,800円前後、15,800円前後、37,000円前後。
SAMSUNGのメインストリーム向けSATA3.0対応SSD「SSD 840」シリーズが明日24日より販売開始される。Cortex-R4ベースのトリプルコアコントローラ「MDX」採用により既存モデル「SSD 830」からランダムアクセスが高速化されているのが特徴だ。
SAMSUNG製SSDの国内販売代理店ITGマーケティング株式会社の正規取扱製品 |
またNANDフラッシュはToggle MLCから、より大容量化が可能なTLCへと変更されており、オーバープロビジョニング領域も設けられている。転送速度は容量によって異なるが、500GBモデルではシーケンシャル読込540MB/sec、書込330MB/sec、ランダム読込98,000 IOPS、書込70,000 IOPSの高速アクセスを実現する。
パッケージ裏面のスペック表。Toggle DDR2.0 NAND Flash Memoryの記載があるが実際にはTLC NANDフラッシュを採用する | 容量は120GB、250GB、500GBの3モデル。コントローラの刷新によりランダムアクセスが高速化されている |
なお20nmプロセスのToggle MLC NANDフラッシュを搭載した上位モデル「SSD 840 PRO」シリーズは10月下旬より販売が開始される予定。
文: GDM編集部 Tawashi/池西 樹
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