2012.10.27 14:07 更新
2012.10.27 取材
iPhone 5から採用されたアップルの新型ドックLightning。発売当初は組み込まれた認証チップのせいで純正ケーブルしか出回らず、品薄状態と割高感から悶々としていたユーザーも多かったはず。そこで今日は三月兎2号店より、ようやく出回り始めたノーブランド扱いの「海賊版Lightningケーブル」をご紹介しよう。原田さんにお願いして隠された内側も見せてもらうことに。
「新しいアップルドックLightningはとにかく面倒ですね。充電するにも筋目の正しい認証ケーブルが必要とか、さすがアップルって感じですよ。まぁ早速中の認証チップがハッキングされちゃったみたいで、こうしてノーブランド扱いのケーブルも入ってくるようになりました。初登場のサードパーティ製品が純正より高かったのには笑っちゃいましたが、その点コイツはお安い。充電と同期の両方に使えるのも確認していますよ。
それじゃあ中が気になってるようなので、早速分解しちゃいましょうか。基本的にはあまりマネをしない方がいいでしょうけどね。・・・さて、いざ中を見てみると、なにやら手作業感あふれる結線ですな。噂の認証チップのようなものも確認できます。基板上のパターンを見るに、一度iPhone 5に通信して、その後こっちのチップに戻ってくる仕様みたいですね。ただ形からして純正とは違うチップを使ってるのは間違いないでしょう。
あとこの手のケーブルで注意してほしいのが、今後のアップデートで使えなくなるかもしれないってところですね。何しろデジタル化されてチップも入ってるわけですから、ありえない話じゃない。当座の持ち歩き用に使う分には問題ないでしょうけど、買う際にはそういう覚悟もしておいた方がいいでしょうね。あ、もちろん保証はありませんのであしからず。」
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎2号店: https://www.gdm.or.jp/shop/usagi-2/