2012.11.26 09:10 更新
2012.11.26 取材
最新の中華タブレット以外にも珍しい中国製スマートフォンが集まるaPad専門店。最近になって、なにやら「GALAXY S III」ソックリの怪しげな端末「Android S III」が入荷している。ちなみに解説してくれるのは、怪端末の紹介時にはいつも匿名希望になるKさんだ。
「えっ、『GALAXY S III』ってなんですか?・・・というのはやめましょうか。この間入荷したソックリ系スマートフォン『Android S III』の出来が結構ホンキで面白いんですよ。実際は中国のよく分からないメーカーの端末なんですけど、見た目はご覧のとおりSamsungの『GALAXY S III』をフルコピーしています。いやぁ、ここまで似ているといっそ清々しいですね。
まずパッケージからして怪しい。裏面のデザインもホンモノそっくりですが、『Quad Core』とか『UPER AMO LED Plus』といった記載がそもそもウソ。我々で調べたところ、実際には1GHz動作のデュアルコアCPUと512MBのメモリ、4GBのストレージを積んでいるみたいでした。端末本体も裏のロゴを取っただけで、デザインはまるで一緒ですよね。これじゃあ何も知らない人が見せられたら間違いなく勘違いしちゃうんじゃないですか?
ただしただのニセモノかと思いきや、中にはSIMスロットを2つ搭載したデュアルSIMスマホでもあります。日本ではあまり意味はないですが、海外によく出かけるという人には便利な機能でしょう。そして何より動作がホンモノみたいにサクサクなところ!これは素直にオススメです。私は『GALAXY S III』を使ったことはないんですが、きっとこんな感じですよ(たぶん)。そもそも、2万円切りでここまで軽快動作のSIMフリー端末が買えるっていうのは単純に嬉しいですよね。」
文: GDM編集部 絵踏 一
aPad専門店: https://www.gdm.or.jp/shop/apad/