2012.12.08 02:32 更新
2012.12.07 取材
やっと天気が良くなった台湾。せっかくの晴れた日を有効に使うべく、エルミタ台湾STAFFは12月1日(土)から行われているデジタル見本市「101資訊月」に出掛けてみることに。例年6月頃に開催される「COMPUTEX TAIPEI」とは違い、一般ユーザー向けとなる台湾最大の展示会「101資訊月」とはどんなイベントなのか。今回は画像を中心に会場の雰囲気をお届けしよう。
現在開催中の「101資訊月」は、誰もが知る「COMPUTEX TAIPEI」とは違い、一般ユーザー向けに開催されるイベントとしては台湾最大級。さらにポイントは、展示品がその場で購入できること。毎年12月に開催され、ユーザーはノートPCやデジカメを買い換えるいい機会であり、販売業者にとっては年内最後の稼ぎ時。否が応でも盛り上がるワケだ。ちなみにノベルティがもらえたり、その場で値引き交渉もできるらしく、“伝説の3C(Computer、Communication、Consumer-Electronics)修羅場”と呼ばれている。
会場は「COMPUTEX TAIPEI」同様、台北世界貿易中心展覽一館と台北世界貿易中心展覽三館を使用。ちなみに「101資訊月」の入場料は無料。
微星科技(MSI)や華碩電脳(ASUSTeK)などお馴染みのPCメーカーもあれば、PlayStationやNikon、PENTAXなどデジカメブースも確認できる会場マップ。なんだかかなり楽しそうだ |
すっかり晴れた台北市内。台湾のランドマーク「101」も頂上までクッキリ。ちなみに「101資訊月」の“のぼり”が会場周辺のあちらこちらに立てられている |
台北メトロの駅からはちょっと距離があるため、会場行きの無料シャトルバスが用意されている。こりゃ便利 |
なにかめぼしいモノはないかなと期待を胸に会場入り。平日だというのに、会場にはたくさんのデジタルマニアで大賑わい。「COMPUTEX TAIPEI」とは違い、実際に販売されている製品が中心。大ショッピングモールといった様相は、実に楽しい。
著名なメーカーにはたくさんの人が集まる。注目製品だけでなく、ノベルティ目当ての人も数知れず |
コンデジから一眼までいろいろ揃うデジカメメーカーのブース。店頭同様、それぞれに価格が掲示され、その場で購入することができる |
マイクロソフトのブースを発見。同社にとって、Windows 8の拡販は最重要課題。ブースでは、連日Widows 8の使い方や利便性をユーザーにアピールしている |
「台北世界貿易中心展覽一館」2階からの風景。各メーカーは趣向を凝らした飾り付けでブースをアピール。とあるメーカー担当者によると、これでも例年の金曜日よりも来場者が少ないとか |
これぞ台湾の熱気。直接ユーザーの声を聞くと「新しいモノは欲しいけど、なかなか手が出せない」とか。台湾ユーザーは、日本のユーザーにも増して価格にシビアな一面がある |
鼻息も荒く出掛けたエルミタ台湾STAFF。その意気込みとは裏腹に懐は寂しいとあって、結局なにも買わず仕舞い。せめてものお土産にと、各ブースに立つ“イベントの華”を記念撮影し、会場をあとに。“伝説の3C修羅場”は9日(日)まで開催中。
台湾ユーザーにとって「101資訊月」から連想されるのは、“安い価格”と“女の子”らしい。後者は万国共通というワケね |
文: GDM編集部 林 毅翔(台湾) / 松枝 清顕
101資訊月 智慧生活 串接你我: http://www.itmonth.org.tw/101itmonth/index.aspx