2013.01.08 00:00 更新
2013.01.08 取材
新年早々のネタとしてはなんともといった感じではあるものの、どうしてもエルミタ的に放っておけないアイテムをソフマップリユース総合館で発見。スタッフの宮澤さんによると、昨年末から展示が始まっていたとのことだが、当時はあまりの忙しさでまったく気付かない取材班。遅まきながらご報告といきましょう。
「いやぁ懐かしいでしょう?もうこのころからアキバ取材していましたよね?自分もちょうど自作を始めたのがこの頃でして、当時はK6-2を買いましたよ。ここに展示してある『Pentium II 450MHz』なんて、とてもじゃないけど買えませんでした。高嶺の花もいいところ。当時の価格で約110,000円くらいしたのを、いいなぁと思いながらショップのショーケース越しに眺めていたのをよく覚えています。
この展示自体は正規代理店さんが年末の大掃除の際に出てきたものを『珍しいし、せっかくだから』ということで行っているものです。ファミコンのカートリッジ風形状だったSlot 1対応のPentium III(バルク)。それに未開封の『Pentium II 450MHz』は貴重ですよねぇ。ちなみに『Pentium II 450MHz』を先ほど調べたら、発売は1998年の8月でした。今から14~15年前です。スペックは1コア、クロックが450MHz、L2キャッシュが512KB、FSBが100MHz、TDPが27.1W。今ならノートでいけそうな省電力版ですね(笑)。
また同時に展示中の『美少女クリアファイル』。こちらは展示のCPUよりも少し後の2000年台に入ってから配布されていたものです。ソフマップを含めた一部ショップでPentium 4の購入者向けに無料で配られたモノみたいですね。代理店のアイデアとはいえ、Intelもこんなことをしていたんですね。今やメーカーさんの萌えキャラは乱立状態ですが、またIntelもやらないのでしょうか?
展示はしばらく続けていますので、アキバに来られた際には是非立ち寄ってみてください。特に古参の自作ユーザーの方々は楽しめると思いますよ。」
文: GDM編集部 Tawashi
ソフマップリユース総合館: https://www.gdm.or.jp/shop/map-reuse/