2013.01.10 00:00 更新
円安の影響で急激な値上がり傾向となっているPCパーツ。メーカーや代理店の本格稼働が始まった今週から、早くも市場価格が値上がりし始めている。顕著なところではIntel「Core i7-3770K」。
2012年11月には一時26,000円を割り込んでいた価格が、30,000円目前となる29,800円前後まで値上がりしている。未だ値上げを行っていないショップも「明日以降、順次値上げをしていく」としているところがほとんどだ。
またメモリの値上げも止まらない状態。DDR3-1600対応で8GB×2枚セットの安価なモデルでも、仕切りは約6,600~7,500円ほど。あるショップバイヤーの話では「今週末は在庫と合わせてギリギリ6,000円台を維持できるかどうかという状態だが、来週以降はさらなる値上げは確実だろう」とのこと。
このほか、値上げの影響はPCケースや電源ユニットといった普段は価格の上がらない製品にも影響が出始めている。グラフィックスカードやマザーボードの値段が上昇しているのは一部代理店のみという話もあるが、これも「他の代理店が値上げするのは時間の問題」という。