2013.01.30 04:40 更新
2013.01.30 取材
秋葉原でも売れ行き好調なIntelの小型PCフォームファクタNUC準拠の製品。自作魂をくすぐるそのサイズとコンセプトに魅せられたショップ店員の中にも購入者は多い。今回のコレオシはそんな店員さんのひとり、ツクモパソコン本店の岩澤さんだ。
「これは買うでしょう。このスペックで101.6×101.6mmですよ?ということで発売直後に『Desktop Board D33217GKE』を購入しました。その後、早速、身近なものでPCケースになるものはないかなぁと見回したところ、あるじゃないですか、ちょうどよいサイズのものが。使わなくなった無線LANルーターです。贅沢言えばWii本体なんて非常に良さそうな気もしますが、当然開けるのは嫌なので、まぁルーターでいいでしょう。
なにしろNUCのサイズが小さいので、内部スペース的には十分です。やっぱり改造PCには向いているなぁ。さてここからが少々手間ですが、ルーターのバックプレートをマザーボードのI/Oに合わせて改造していきます。マザーボード付属のバックプレートがありますが、サイズが合いませんからね。ですので、軽く寸法を図った後、ルータでルーターを削っていくわけです(わざとじゃないですよ)。自作ケースに挑戦するにはこれくらいの手間を惜しんではいけません。といううことでガリガリ・・・。
マザーの固定はネジ穴をボンドで留めてしまえば簡単。そのあとはルーターのケースを元に戻せば「見た目はルーターな小型PC」の完成です。では、試しにCooler Masterの巨大PCケース「COSMOS II」の中に入れちゃいましょう。まだ何台も入りそうですね(笑)。このまましばらく展示(ツクモパソコン本店地下1階)していますので、寄った際には見ていってください。」
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/