2013.02.08 03:11 更新
2013.02.08 取材
今年の(キーボード界における)キーワードになるかもしれない、“コンパクトキーボード”の新定番を狙う製品が7日にリリースされた。今日のコレオシにやってきたのは、発表されたばかりの「Majestouch MINILA」。ダイヤテックが放つ渾身のコンパクトキーボード、その魅力を同社の中山さんに聞いてみることにした。コンパクトなメカキーが出てくれないかなぁ、HH○B Proもいいけど高すぎて・・・そのスキマをお埋めします。
「うわー、なんて素敵にコンパクト!こんなMajestouchを待っていた!そんな声が聞きたくて作っちゃいました。今日は私たちが自信をもってリリースする新提案のコンパクトキーボード『Majestouch MINILA』のご紹介です。通常のメカニカルキーボードのお値段でこのサイズ、さらにCherry軸鉄板マウントのしっかりした打ち心地が味わえるという。そして声を大にしてお伝えしたいのが、この考えに考え抜いて作り上げた配列なんです。それじゃあ早速その魅力の数々をご説明しましょう!・・・なんです、製品名がゴ○ラの子供に似ている?いや、向こうは“MINIYA”(ミニラ)ですからね、全然違うと思いますよ。
少し話が脱線しましたが、このキーボードの一番の特徴はスペースキーの左右に配置した2つのファンクションキーです。私たちは“親指ダブルファンクションキー配列”と呼んでいまして、このキーを駆使することで様々なアクションが可能になるんです。具体的には、『E/S/D/F』キーとの同時押しで方向キーが入力できたり、『+;』(英字では『:;』)キーとの同時押しで『BackSpace』キーになったり。早い話が、指をホームポジションに置いたまま全部のキー操作ができるようになるんです。方向キーにしろ『BackSpace』キーにしろ手を伸ばせばすぐじゃない、と仰るかもしれませんが、とにかく徹底的にホームポジションを崩さない使い方ができるように頭をひねりました。手を移動させる必要がないので、マスターすれば凄まじい速度で入力できるようになること間違いなしですね!
そのほかにも、底面のDIPスイッチを使えばWindowsキーやアプリケーションキーを無効化したり、『CapsLock』キーと『Ctrl』キーを入れ替えたり、『Esc』キーと『半角/全角』キーの優先順位を入れ替えたり・・・それはもう色んなカスタマイズができるんですよ。
ちなみにフレームの形もちょうどタバコの箱4個サイズの“黄金比”に収めていたりと、細部にいたるまでしっかり設計されています。このサイズではどうしても某H○KBを連想してしまいますが、ただ単にそれに近い大きさで作ったわけではなくて、FILCOならではの提案が詰まった製品が完成したと思っています。キーボード愛好家の方々には、ぜひこの『MINILA』の使い心地を味わっていただきたいですね。発売は2月27日の予定ですよ。」
文: GDM編集部 絵踏 一
ダイヤテック株式会社: http://www.diatec.co.jp/