2013.02.12 01:46 更新
2012.02.12 取材
本日のコレオシは、TSUKUMO eX.4階のベテランスタッフ西田さん。前回の「電源3分岐ケーブル」シリーズに続き、今回も自作ユーザーには欠かせない小物を紹介してもらおう。
「さて、今回ご紹介するのは先月末に親和産業から発売となったばかりの新製品『SS-NPCIFSTY8092』と『SS-NPCIFSTY120』です。ジャンルで言いますとPCケースの背面拡張スロットにケースファンを取り付けるためのファンステイになります。
この手の製品はもともとファンとセットになったものなど、昔からいろいろ発売されているのですが、どれもファンが薄型でどうも気に入らないんですよ。風量もイマイチだったりしますし。その点『SS-NPCIFSTY』シリーズはユーザーが好きなファンを取り付けて使用することができます。自作ユーザーにとってはそこがポイントで、自分は山洋電気の90mm口径ファン『SF9-S4』や120mm口径ファン『SF12-S4』を組み合わせています。もちろん風量もしっかりと確保でき、ピンポイントで狙ったパーツを冷却してくれますよ。
「SS-NPCIFSTY8092」 | 「SS-NPCIFSTY120」 |
家のマシンではRAIDカードとサーバー用NICの冷却用に使っています。こういったパーツの場合、お客様の中にはグラフィックスカードの補助冷却用にと考えられる方も多いのですが、最近のVGAクーラーは優秀ですから単独でも十分冷却能力に心配要りません。ところがRAIDコントローラーなどは意外に発熱します。PCケース内の環境によっては熱がこもりますし、なによりRAIDカードやNICの重要度は高いので、しっかりケアしてやることをオススメします。
製品ですが『SS-NPCIFSTY8092』が80mm口径または92mm口径ファン (25mm厚)対応 で設置位置を3段階に微調整可能。『SS-NPCIFSTY120』が120mm口径ファン (25mm厚) 対応で設置位置を2段階に微調整可能です。製造元は長尾製作所。設計から生産まで日本国内の製品なので、やっぱり組み合わせるファンはSanAce(山洋電気)で決めたいですね。」
文: GDM編集部 Tawashi
TSUKUMO eX.: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumoex/