2013.02.15 03:36 更新
2013.02.15 取材
13日発売のイルミネーションホイール「ANIPOV」が早くもコレオシに登場。本日は“店長の趣味”でサイクル用品の取り扱いがハンパじゃない三月兎 魔窟にて、仕掛け人の一人吉永さんにその魅力を聞いてみることにした。発売前から相当数の予約を集めた注目のアイテムで、人の目の残像効果を利用してホイールに好きなイラストを投影できる。これってかなり画期的じゃないですか?
「どうもこんにちは~。本来なら自転車に命と財産を捧げてしまった魔窟店長のKが登場するはずだったんですが、今日は不在につき代打で私からご紹介させていただきましょう。自転車のホイールに好きなイラストを表示したり、アニメーションまでさせられちゃうというこの『ANIPOV』。ウチでは年末から魔窟でサンプルのデモを始めていましたが、ようやくの発売です。思えば私がニコニコ技術部でSuns & Moon Laboratoryさんの試作品を見て以来、店頭にやってくるまで1年半ほどかかりましたね。
さてこの『ANIPOV』ですが、実態はフルカラーLED搭載のユニットで、自転車のスポークに取り付けて使います。電池で動きまして、回転で生まれる残像効果でイラストを表示してくれるんですね。イラストはPCを使って専用ソフトで設定できます。2個以上のユニットを取り付けて表示させるんですが、コイツらは磁石センサーでホイールの回転を検出して、赤外線で同期をとってるっていう、結構難しいことをやってるんですよ。元々の試作品はこの同期を有線でやってたんですけど、このあたりには製品化に参加してるビット・トレード・ワンさんの技術が生きてるようですね。
実用の話になりますと、街中で安定して光らせたい場合は3個以上のユニット使用がオススメです。スマホのカメラで撮影するなら4個くらいでしょうか。ちなみに表で回ってるデモ機(モーターは千石電商にて購入)は3個のユニットで光らせてまして、30枚くらいの画像でアニメーションさせています。画像は最大150枚まで登録できるので、ホンキになればそれはもうキレイに映すことができると思いますよ。魔窟含め、三月兎各店で絶賛販売中です。」
文: GDM編集部 絵踏 一
三月兎 魔窟: http://www.march-rabbit.jp/