2013.02.19 17:52 更新
2013.02.19 取材
4K2Kの超解像度出力に対応したIGZO液晶パネル採用ディスプレイ、シャープ「PN-K321」がPC DIY SHOP FreeTに入荷。明日20日より、デモ機の展示が開始される。なお購入については受注扱いで、価格は税込398,000円。
3,840×2,160ドットの4K2K解像度に対応する「PN-K321」。受注扱いながら、どうしてもすぐに購入したい場合は展示機の販売も可能とのこと |
「PN-K321」は、IGZO技術により液晶パネル上の薄膜トランジスタの小型化と配線の微細化に成功した32インチ液晶ディスプレイ。フルHDの4倍にあたる4K2K解像度(3,840×2,160ドット)、140ppiの超高解像度に対応し、精細なCAD画面や画像の細部、さらに小さな文字まで緻密に表示することができる。
IGZO技術とエッジ型LEDバックライトを採用することでパネル部の厚みはわずか35mm |
インターフェイスは、PC/AV向けHDMI端子×2、DisplayPort×1、φ3.5mmミニステレオ入力×1、φ3.5mmミニステレオ出力×1で、本体には2W+2Wスピーカーを搭載。
主なスペックは最大表示色約10.7億、輝度は350cd/m2、コントラスト比800:1、視野角は上下左右176℃、応答速度は8m(GtoG)。外形寸法はW750×D256×H489~634mm(スタンド含む)、重量約13.0kg(同)とされる。
HDMI×2、DisplayPort×1のディスプレイ入力は左側面に、ACコネクタは裏面右側に配置 |
対応グラフィックスカードを含むPC要求スペックも高く、実際に導入するハードルは少々高いが、超高解像度環境を32インチというコンパクトサイズで実現できる「PN-K321」は非常に魅力的な存在だ。PC DIY SHOP FreeTでは、明日20日から実機デモも予定されているので、足を運んで超高解像度のパワーを体験してみてほしい。
電源は付属のACアダプタ駆動で、消費電力最大93W |
文: GDM編集部 Tawashi/GDM編集部 池西 樹
製品情報(シャープ): http://www.sharp.co.jp/lcd-display/corporate/lineup/k321/