2013.02.23 10:00 更新
2013.02.23 取材
今月27日から販売が開始される予定のコンパクトメカニカルキーボードFilco「Majestouch MINILA」が一足早く店頭に登場。アキバ各店にて展示デモがスタートしている。ユニークな新設計の“親指ダブルファンクションキー配列”を直接体感するチャンス。購入を悩んでいる人も一度店頭でその味を試してみよう。
いよいよ来週から販売が始まる「Majestouch MINILA」。無駄を極限まで削り落とした、省スペースなコンパクトキーボードだ |
来週発売予定の「Majestouch MINILA」を一足先に試してみよう。キーボード愛好家にとって見逃せない、新登場のコンパクトメカニカルキーボードの店頭展示が始まっている。サンプルの展示を行なっているのは、パソコンショップアーク、パソコンハウス東映、ソフマップ秋葉原本館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、ヨドバシAkibaの各店。
キースイッチは打鍵感に定評のあるCherry MXメカニカルスイッチを搭載。最大の特徴は、スペースキー両脇に配置されたダブルファンクションキーだ |
ファンクションキー(左右どちらでもOK)との押し合わせにより、ホームポジションから手を離すことなく全てキーを入力可能。方向キーも機能キーもそのままの位置で打てる。入力速度はかなり上がるらしい |
スペースキーの両サイドに2つのファンクションキー(Fnキー)を配置する“親指ダブルファンクションキー配列”を特徴とする製品で、キー数を必要最小限に抑えた省スペース設計。PFUの「Happy Hacking Keyboard」シリーズとも共通するカテゴリーながら、メンブレンスイッチ採用の「Lite2」シリーズと静電容量スイッチを採用する「Professional2」シリーズのスキマに位置する価格設定も注目ポイントだ。
「Majestouch MINILA」の搭載スイッチは独ZF Electronics社製のCherry MXスイッチで、ラインナップは日本語配列「Majestouch MINILA JP」と英語配列「Majestouch MINILA US」の2シリーズ。さらにそれぞれにCherry茶軸/青軸/黒軸/赤軸モデルを揃えた計8モデル展開となる。市場想定売価は11,800円だ。詳細な型番や仕様などは2月7日付けリリースを参照のこと。
脱着式ケーブル採用のUSB接続で、USBハブも1ポート搭載。底面のDIPスイッチではキーの交換や無効化など、様々な設定が可能 |
なお、試し打ちできるモデルと設置店舗は、日本語配列茶軸の「FFKB68M/NB」がツクモパソコン本店とツクモDOS/Vパソコン館、日本語配列青軸の「FFKB68MC/NB」がパソコンショップアークとソフマップ秋葉原本館、日本語配列赤軸の「FFKB68MRL/NB」がTSUKUMO eX.とヨドバシAkiba、英語配列青軸の「FFKB67MC/EB」がパソコンハウス東映とヨドバシAkibaとなっている。こうして見てみると、残念ながら黒軸モデルを設置している店舗はまだないようで、黒軸マニアの方は発売まで“おあずけ”になるかもしれない。
各店における取り扱いモデルは不明なものの、取材したパソコンハウス東映では全8モデルを取り扱い予定としている。発売は来週2月27日だ。
文: GDM編集部 絵踏 一
パソコンハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/phouse-toei/
ダイヤテック株式会社: http://www.diatec.co.jp/