2013.02.24 17:00 更新
2013.02.22 取材
2013年2月22日、ソニー渾身のハイエンドスマートフォンと評判の高い「Xperia Z」が台湾でも正式発表された。超高速フルHDスマホに台湾ユーザーはどう反応しているのだろう。エルミタ台湾STAFFが会場である台湾の新光三越に出かけてみた。
2013年1月に「2013 International CES」で発表されて以降、ネット上でも話題になっていた台湾モバイルユーザー待望のソニーモバイル「Xperia Z」(日本ではNTTドコモ「Xperia Z SO-02E」にあたる)が、ようやく台湾市場に上陸した。
「Xperia Z」と言えば、この2月9日に日本で発売されるや否や一週間で14万台もの販売台数を記録した人気機種。そんな話題の製品だけあって台湾ユーザーの関心も非常に高い。2月9日の旧正月を待たず早々に予約を入れる人も珍しくなく、もちろん旧正月には販売店が閉まってしまうからだが、まだ正式発表がないタイミングでの素早い反応に期待のほどがうかがえるというもの。
HTC「Butterfly」に続き、台湾のモバイル市場に再び新しい波が生まれるだろう。
台北市内の有名ショッピングモール「新光三越」内に、単独で大きなブースを設営しての発表会が開催された。
今年、ソニーモバイル台湾のメインテーマは“感動”。ユーザーの心を感動させるという、そのままの意味合いだ。2013年の始動を象徴する「Xperia Z」だけに、会場には“感動”と“開始”を用いたキャッチフレーズが掲げられていた。
イベント会場はブースの外、ショーガールによる「Xperia Z」のデモンストレーションが行われ、ソニーモバイル台湾のゼネラルマネージャーである林 致遠氏と各通信会社の首脳陣が一緒にくす玉を割るなど発売記念セレモニーを実施し「Xperia Z」の魅力などを語った。
「Xperia Z」は5インチのフルHD液晶モニターを搭載して、7.9mmの薄さを実現。クアッドコアCPU(Qualcomm APQ8064)と2GB RAMを搭載し、多くのアプリケーションを同時に動作させることができる。
最も注目されている機能は、やはりIP55/IP57等級の防塵防水仕様。実際に水槽が準備され、メディア向けに防水機能のデモが行われていた。
最後に「Xperia Z」の価格に関しても報告を。価格はSIM Free版でNTD$21,900元(約68,500円)、さらに料金プランは、各電信会社様々なコースが用意されている。ちなみに台湾にはまだLTEがないので台湾仕様はLTE機能なし。
台湾でも日本と同様に、ブラック、ホワイト、パープルの3色が用意されており、人気はパープルモデル、次はホワイトモデルとのこと。台湾時間の2月22日12:00からソニーモバイル台湾の公式サイトや各通信会社より正式な予約ができるということで、多くのユーザーが予約開始を心待ちにしている。
文: GDM編集部 林 毅翔(台湾) / Kaeru