2013.03.04 00:00 更新
2013.03.04 取材
本日のコレオシはツクモパソコン本店でケースフロアを担当する植村さん。先日発売されたばかりのアビー製PCケース「AS Enclosure W1」は水冷ユーザーも注目の構造とか。実際に組み込んでみたという展示機を見ながら解説してもらおう。
「PCパーツはどちらかと言うと小さいものが好きでして、個人的にMini-ITX規格の製品はマザーボードもPCケースも気になるんですよ。今、気になっているのがこれ。アビーMini-ITXケース『AS Enclosure W1』です。
シャシー内部を上下に分断、マザーボードやHDD、電源ユニットなどの主要デバイスを分散配置する構造が特徴なのですが、面白いのがフロントに水冷用のラジエータも装着できる点です。Mini-ITXケースで水冷、という響きは自作ユーザーの心を揺さぶりますよね。というワケで早速試してみました。
ご覧の通り、非常に収まりが良いですね。ポイントはラジエータの厚みで、ファン及びラジエータ合わせて77mmまでをサポートします。意外にNGなモデル(特にデュアルファン仕様はダメ)も多いのですが、こちらも新製品のCooler Master製オールインワン水冷クーラー「Seidon 120M」はバッチリ。電源ユニットからの配線スペースもしっかりと確保できそうです。これならハイスペックな水冷Mini-ITXマシンが組めますね。いや、いいなぁ。もっとも、もうひとつの重要ポイント『予算』のカベがあります。ケースが29,980円、水冷キットが11,800円。合計41,780円・・・。さらにパーツを組み込んでいくと、いったいいくらになるんだろうと。組みあがったら絶対カッコいいと思うんですけどね。」
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/