2013.04.22 10:34 更新
2013.04.22 取材
本日のコレオシは、コンパクトで激安な“中華メディアプレイヤー”のご紹介だ。東映無線ラジオデパート店に移籍してしばらく経つ金子さんに最近の出物を聞いてみたところ、この「YTO-M5002」が面白いらしい。ほどよく手がかかるところと、意外な出来の良さがキーワード。
「最近はスマホをプレイヤー代わりにしている方はたくさんいますけど、個人的には専用品を使いたい、そんな主義なんです。でもiPodじゃ普通すぎて面白くないし・・・と、そこでこの“中華iPod”とでも呼べそうな『YTO-M5002』の出番。まぁ一番の特徴は激安なお値段なんですけど、なかなかどうして使い勝手も悪くないんです。私自身も購入して日々愛用してますよ。
休みの日はよく上野公園あたりをぐるっとひと回りしたりするんですが、一日中休みなく聞いていても10時間ほどは普通にバッテリーが保つ印象です。この手の中華系プレイヤーはとにかく燃費が悪かったりするので、この点は合格ですね。microSD対応なのでファイルの追加も楽ですし、音楽や動画のほかにもFMラジオまで聴けます。さらにイコライザー機能で音色を変えられたりと、機能面ではなかなかに侮れません。ただしそこは中華プレイヤー、ほどよく惜しい部分もあったりするんですよ。
基本的な操作はタッチパネルを使うわけですが、今となっては珍しい感圧式。しかも液晶周りのフチが高くて、これが慣れるまで結構大変なんです。特に端っこが押しにくくて・・・小指を使ってツンツンしてあげるとうまく押せるんですけどね。ありがたいことに小型のスタイラスも付属してるんですが、これまた内蔵できない仕様。
もっとも、こうした“あと一歩”を愛でるのが中華プレイヤーの醍醐味でもあるんです。在庫限りの特価セールになりますので、安めのなんでもプレイヤーで遊んでみたい人はお一つどうでしょう。」
文: GDM編集部 絵踏 一
東映無線ラジオデパート店: https://www.gdm.or.jp/shop/toei-radio/