「決して一目惚れってワケじゃないんですけどね、この風体を見たら盛り上がっちゃって。ついついこの『I5 big』を発注してしまったという次第なんです。ご覧のとおりiPhone 5を意識したと思しきツートンデザインのタブレットなんですが、似てるのは“パッと見”だけ。よく見ると突っ込みどころ満載で、アチコチ違うワケですよ。まぁこれ以上似てるとどこかから怒られちゃいそうだし、いわゆるパ○リ系端末はこのくらいがちょうどいいんですよね。

これまでもiPadに似た端末っていうのは結構ありました。『aPad』（アレ？）とか『ePad』とか、それはもう数え切れないくらいあるんですよ。中国スゴイなぁと単純に感心していたんですが、そこに来てコレ。実はスマートフォンであるiPhoneをそのまま大きくしたデザインっていうのは初めて見たので、それだけでも物珍しい感じがします。おなじみのホームボタンはもちろん、マナーモードスイッチ的な電源ボタンとか、結構頑張って作ってますしね。ただしホンモノと配置を比べてみると結構バラバラ。ボリュームボタン周りは下側についてますし、ホンモノの電源ボタンがある辺りにはスピーカーがついていたり・・・実はよくよく見てみると、インターフェイス周り含め一般的な中華タブレットの配置からまったく変わっていないことに気付かされるという。うん、面白いなぁ。

ちなみに最後に言っておきますが、コレはこの奇妙なデザインと雰囲気を楽しむのがメインです。スペックはシングルコアCPUにメモリ512MB、ストレージ4GBと、正直あまりパッとしない。あくまでいじって色々遊ぶ系のタブレットってことですね。話の種にはもってこいですし、ネタとして楽しんでいただければなと。
　そうそう、あとこの端末は密かにSIMスロットも搭載していて、一応メーカーによればW-CDMAに対応するらしいです、が・・・まぁこのあたりはサポート対象外なのでゴニョゴニョですな。」

文： GDM編集部 絵踏 一
aPad専門店： https://www.gdm.or.jp/shop/apad/