2013.05.27 09:02 更新
2013.05.27 取材
小粒でもピリリと辛い、そんな小型PCをお探しならこんなモデルはどうだろう。本日パソコンハウス東映からお送りするコレオシは、今月AOpenから発売の「GP1-Plus」。ちょっとした辞書くらいの大きさながら、大抵の仕事は難なくこなす。小型モデル好きの松下さんも「NUCよりも使い勝手は断然いい」と太鼓判だ。
「NUCはあのサイズ感こそが正義なわけですが、どうしてもスペック面では物足りないですよね。そこで変わってオススメなモデルがAOpenの『GP1-Plus』。サイズは光学ドライブより少し大きい程度で、ちょうど辞書に近いくらいでしょうか。それでいてH77チップセット搭載で、デスクトップ向けのCPUが積めるんです。小型モデルだとある程度機能面で制約を受けるのが普通ですが、この製品は拡張性やらI/O構成も申し分なしと好感が持てますね。
ラインナップはベアボーンキット『GP1-Plus D(J)』とCPU付きモデル(Core i5-3470T搭載)『GP1-Plus D(J)/i5-3470T』の2モデル。それでどっちがいいの、という話になれば個人的にはベアボーンの方をオシましょう。それというのも推奨TDPは35Wなんですが、TDP45WもOKなのでCore i7-3770Tが積めるんですよ。そこに拡張性の高さを生かしてmSATA SSDと大容量HDDを詰め込んで、メモリはドカンと16GB!この構成でも10万円くらいで済んでしまうのはお得ですね。ちなみにベアボーンだけにパーツ選択はお好みですが、PLEXTOR製のmSATA SSDとは相性が出るようなのでご注意ください。
どうです?グラフィックスカードが入らない以外はほぼ完璧。下手なデスクトップよりも優秀なマシンが組めちゃうワケですよ。一回組んだら後はいじらくてOKとお手軽だし、NUCと違ってUSB3.0とeSATA搭載なので外付けも苦にならない。Haswell登場間近と時期的には多少アレですが、同じようなモデルの発売は当分先でしょう。それと搭載のスリムドライブが今後Blu-rayからDVDスーパーマルチに変わるかもしれない、なんて話もあるんです。色んな意味で今買っても後悔はしないんじゃないかと思いますよ。」
文: GDM編集部 絵踏 一
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