2013.06.05 04:43 更新
2013.06.04 取材
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI/本社:台湾)は、例年通り南港展覧館においてブースを出展。昨日行われたプレス向けカンファレンスに続き、新製品持ち込んだ。
すでに発売済みの製品が多かったため、コレといった注目アイテムはないのではないか?と思いきや、まず目にとまったのが「MSI GeForce GTX 780 Lightning」と記された謎のボックスだ。故意にスモークが施されているため、中身の基板が確認できないのがなんとも歯がゆい。そこで本社グラフィックスカード部門のプロダクトマーケティングを務めるBarry Chang氏に話を聞いてみた。
聞くところによると、BOXの中にあるグラフィックスカードは「新型の冷却機構を搭載するGTX 780」らしい。「それは開発中と聞いている『Twin Frozr V』なのか?」という取材班の問いに、同氏は笑いながら「なぜ知っている?詳細は来月にでも分かると思うよ」と語ってくれた。
オンボードで搭載するのはTDP15WのAPU「E1-2500」。Radeon HD 8280によるグラフィックス機能を備える |
壁一面に展示された多数のマザーボードを眺めていると「E1-2500I-E33」という変わったMini-ITX対応の製品がある。これはIntelのUltrabook対抗として開発されたAPU“Kabini”こと「E1-2500」を搭載したマザーボード。担当者によると組み込み向けの製品のため、単体での販売予定はないそうだ。ただしこれをベースにした小型PCが予定されているという。
最後に登場してもらうのは、本社マルチメディアセールス部門の担当者Gill Wang氏。彼女が持っているのは、先日のエルミタ的速攻撮って出しレビューでも取り上げたゲーミングキーボードの最新作「GK-601 Dragon Edition」だ。
従来モデルでは赤軸だったスイッチは、新たに青軸へと変更。その他基本スペックは「GK-601」を踏襲している。ただし、Dragon Editionらしくテーマカラーはレッドで、GAMING Seriesの象徴であるドラゴンのイラストが描かれているのが特徴。こちらは国内での販売が予定されている。
文: GDM編集部 Tawashi
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://jp.msi.com/