2013.06.06 00:00 更新
2013.06.05 取材
GALAXY Microsystems(本社:香港)はCOMPUTEX TAIPEI 2013のブースにおいて、同社初のマザーボード「Z87-HOF」を公開。今後、本格的にマザーボード市場への参入を進めていくことを発表した。
昨年同様、南港展覧館4階のブース内に、オーバークロックスペースを設けたGALAXY Microsystems。今年の目玉は、なんといっても同社初のマザーボードとなる「Z87-HOF」だ。Intel Z87 Expressチップセットを搭載したLGA1150対応マザーボードで、ブリッジチップ採用により4-Way SLI/CrossFire Xをサポート。さらに16フェーズの電源回路や通常の2倍の銅箔層を備えたPCBなど、GALAXYらしくオーバークロックを強く意識した製品に仕上げられている。
16フェーズ構成の電源回路。MOSFETにはヒートパイプを備えた冷却用ヒートシンクを装備 | チップセットにはシリーズ名HAF(Hall Of Fame)をあしらったヒートシンクを搭載する |
またブースの一角では、同マザーを使用したSLIデモも実施。まだ調整段階のサンプルモデルといいつつも動作は安定しており、完成度の高さを伺わせた。ちなみにチャンネルマーケティングマネージャの東海氏によると「いまさら普通のマザーボードを作っても面白くない。GALAXYらしくオーバークロックに注力した製品に仕上げ、ユーザーの期待に応えたい」とのこと。グラフィックスカードで培ったノウハウを結集したOC向けマザーボードとして、いまから登場が楽しみだ。
基板上には電圧測定ポイントも用意 | ブースの一角ではGeForce GTX TITANをSLIで搭載した実働デモも実施 |
文: GDM編集部 池西 樹
GALAXY Microsystems: http://www.galaxytech.com/