2013.06.06 00:23 更新
2013.06.05 取材
Rosewill Inc.(本社:アメリカ)のブースにて、蒐集欲を刺激されるミニマムなメカニカルキーボード「Micro RK-9000」と遭遇。分厚いアルミ筺体がまぶしいこの製品、グローバルでは早くも来月に登場する予定らしい。
Rosewillといえば、国内でも高品質でお手頃価格なメカニカルキーボード「RK-9000」シリーズを展開していることでお馴染み。今回COMPUTEX会場には、そのコンパクトモデルといえる「Micro RK-9000」が持ち込まれた。
小柄ながら装甲板のような分厚いアルミ製筺体を採用。“60% Aluminum”の文字が示す通り、剛性の高さは推して知るべしといった製品だ。ただし重すぎるということはなく、取り回しに苦労することはないだろう。
キー数は必要最小限の66キーに抑えられ、通常ピッチながら両指を広げればすべてのキーにアクセスできる。また、スペースキー両脇にファンクションキーを実装。普段遊ばせている親指を活用するとともに、押し合わせにより機能キーやメディアキーの呼び出しを可能にする。
これは以前に詳細レビューをお届けした「Majestouch MINILA」とも共通するコンセプト。「F」キーに「Del」キーが割り当てられるなど、「MINILA」同様にホームポジションマーカーを押し合わせの目印に利用しようという意図がうかがえる。
なお、スイッチはZF Electronics社(旧Cherry)製のCherry MXスイッチが搭載されるとのことだが、詳細は不明。コントローラには32bitARM製チップを採用するほか、128KBのオンボードメモリも搭載。ゲーミング向けにキーアサインのカスタマイズにも対応する模様だ。
グローバルでの発売は7月中が予定されている。市場想定売価は139.99ドルだ。
文: GDM編集部 絵踏 一
Rosewill Inc.: http://www.rosewill.com/