2013.06.07 00:00 更新
2013.06.06 取材
COMPUTEXの会場をうろうろと歩いていたところ、美しいアルミ製ケースを展示した新興パーツメーカーSTREACOM(本社:オランダ)ブースを発見した。ふと立ち寄ってみると、ファンレス動作も可能な新作Mini-ITXケース「DB4」を紹介してくれた。
アルミ製ケースを中心に展開しているというSTREACOMブランド。COMPUTEX TAIPEI 2013に向けて持ち込んだ新作アイテムが、Mini-ITX対応Cube型ケース「DB4」だ。側面には4枚の肉厚アルミパネルを組み合わせ、天板にはスモーク調の強化プラスチックを採用するモダンなデザインが特徴。
側面のアルミパネルはヒートシンク代わりで、1枚あたりTDP65Wまで冷却できる |
また写真撮影なしを条件に、内部を確認させてもらったところ、側面パネルにはφ6mm×4の銅製ヒートパイプを備えた受熱ベースを取り付け可能。受熱ベースは自由に取り外して位置を変えることができるため、CPUだけでなく、GPUや電源ユニットの冷却にも利用できる。対応TDPは側面1枚あたり65Wで、PC全体で最大260Wまでサポート。ドライブベイは3.5インチベイ×2(2.5インチ×4も可能)、スロットローディング光学ドライブ×1で、本体サイズはW250×D250×H250mm、重量約5.5kg。なお発売は9月予定、価格は200ユーロ以下で、代理店が見つかれば国内での発売も是非検討したいということだ。
I/Oパネルはボトム配置。拡張スロットも1段用意される | 製品解説をしてくれたのはMarketing & PR ManagerOliver Pusse氏 |
文: GDM編集部 池西 樹
STREACOM: http://www.streacom.com/