2013.06.07 01:42 更新
2013.06.06 取材
南港展覧館4階に豪華なブースを設け、多くの新製品を展示しているASRock Incorporation(本社:台湾)。中でも、最も注目を集めていたのがBMWデザインのベアボーンキット「M8」だ。CEBIT 2013の初お披露目から約3ヶ月が経過し、いよいよ発売が間近に迫るASRock渾身のゲーミングベアボーンを確認しておこう。
今年3月のCeBIT 2013で初披露された、ASRock製ゲーミングベアボーン「M8」。自動車メーカーBMWのデザイン部門「BMW Group DesignworksUSA」が設計を担当したという先進的な筐体は、COMPUTEX TAIPEI 2013でも道行く人の注目を集めていた。
キット構成は、ケース、Mini-ITXマザーボード、SFX 450W電源ユニットに加え、外観が損なうことを嫌い、スロットローディング式のDVDマルチドライブを標準装備。マザーボードは、Intel Z87 Expressチップ採用のオリジナルモデルで、メモリはDDR3 SO-DIMM×2(最大16GB)、オーディオコントローラにはCreative Sound Core 3Dが搭載される。国内発売は7月中より開始され、価格は現在のところまだ未定。
2基のLSI製SASコントローラを実装したフラグシップモデル「Z87 Extreme11/ac」。なお無線LANモジュール非搭載の「Z87 Extreme11」も用意される |
また会場内には、2基のLSI製SASコントローラを実装し、最大22台のSATA3.0対応SSDを実装できるウルトラハイエンドマザーボード「Z87 Extreme11/ac」を始め、IEEE 802.11acモジュールを実装した「Z87 Extreme9/ac」、「Z87 Extreme6/ac」の3機種が展示されていた。いずれも国内登場予定は6月末から7月上旬とされており、まもなく店頭で見かけることができるだろう。
4-Way SLIと22台のSSDを搭載した「Z87 Extreme11/ac」による実働デモ |
「Z87 Extreme9/ac」 | 「Z87 Extreme6/ac」 |
文: GDM編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/