2013.06.07 04:18 更新
2013.06.07 取材
Inno3Dブランドを展開するInnoVISION Multimedia Limited.(本社:香港)は、例年通り南港展覧館へブースを出展。NVIDIA陣営である同社は、GeForce GTX 770/780搭載のオリジナルモデルをいくつか揃えてきた。
まず初めに紹介するのが、GeForce GTX 780搭載のグラフィックスカード「i-Chill GTX780 HerculeZ X3 Ultra」だ。
2スロット厚のアルミニウム製ヒートシンクと90mm口径の冷却ファン×3基の組み合わせで、カード全体は3スロ仕様。コア/ブースト/メモリの各クロックも大幅に引き上げられており、リファレンスの863MHz/900MHz/6,008MHz→1,000MHz/1,040MHz/6,200MHzまでオーバークロックされている。
実際に販売されるガンメタカラーの「i-Chill GTX780 HerculeZ X3 Ultra」 |
なお、画像の製品はレッド&ブルーカラーだが、実際に販売されるモデルではガンメタカラーの模様。「これはCOMPUTEX用」とのことだが、ブースを訪れる人の評判が良いことから、イベント終了後に会社に帰って検討すると話していた。ちなみに、国内向けの出荷はCOMPUTEX終了後の来週には可能とか。取材時に居合わせた国内正規代理店である株式会社アイティーシーの担当者によると、実際に店頭で購入できるのは6月下旬あたりになりそうだ。
ArcticのVGAクーラー「Accelero Hybrid」を採用した「iChill GTX780 Accelero Hybrid」 |
「iChill GTX780 Accelero Hybrid」は、Arctic(本社:スイス)のハイブリッド式VGAクーラー「Accelero Hybrid」を採用したGeForce GTX 780搭載のグラフィックスカード。高い冷却性能を生かしたオーバークロックモデルで、コアベースクロックが1,020MHz(リファレンス863MHz)、メモリクロックが6,280MHz(リファレンス6,008MHz)へとチューニングが施されている。こちらも準備は順調。やはり国内代理店との調整後、出荷が開始されるはずだ。
文: GDM編集部 Tawashi
InnoVISION Multimedia Limited.: http://www.inno3d.com/