2013.06.07 12:09 更新
2013.06.07 取材
イベント冒頭、度肝を抜くビッグキューブ「Carbide AIR 540」で話題を呼んだCORSAIR Memory(本社:アメリカ カリフォルニア州)。GRAND HYATT TAIPEIに構えるブース内には、そのほかにも魅力的なアイテムを多数展開。新発表のテンキーレスメカニカル「Vengeance K65」をはじめ、洗練されたデザインのキーボード群も持ち込まれた。こちらは今夏にも国内に登場するかもしれない。
CORSAIRが展開する、「Vengeance Gaming」シリーズのキーボードに新顔のテンキーレスモデル「Vengeance K65」が登場した。スタイリッシュかつ高剛性なアルミフレームのメカニカルキーボードで、外枠を排除してキーを浮かび上がったかのように見せる独特のデザインはそのまま継承。フルキーボードからテンキー部分のみを切り取った、“Space Saver”的なレイアウトを採用している。
メディアキーなど普段使いに便利なホントキーも装備、スイッチが浮かび上がったようにみえる独特のデザインはそのままだ。インターフェイスはUSBで、脱着式ケーブルを採用する |
キースイッチは従来のCORSAIRキーボード製品同様、ZF Electronics社(旧Cherry)製のCherry MX赤軸スイッチを搭載。100%アンチゴースト対応、レポートレート1000Hzのゲーミング仕様に仕上げられ、USB接続ながらNキーロールオーバーと全キーの同時押しをサポートするのが特徴だ。
グローバルでは7月発売で市場想定売価は89.99ドル。CORSAIRカントリーマネージャーの園部氏によれば国内においても販売を予定しているとのことで、時期的には「夏頃になる」とのこと。販売価格は未定ながら、グローバル発売からそれほど間を置かずに店頭にやってくるようだ。なお、ブース内では英語配列モデルのみの展示だったものの、「国内向けには日本語配列モデルを用意する」(園部氏)という。
フルキーボード「Vengeance K70」には茶軸モデルと青軸モデルが新たに追加。FPS特化型のモデルで、国内には赤軸モデルからの投入になる |
同時に4月よりグローバルで発売されている「Vengeance K70」のバリエーションモデルも新発表。FPS特化の「Vengeance K60」後継にあたる製品だが、スイッチがCherry MX赤軸の1モデル展開から新たに茶軸モデルと青軸モデルが追加された。
グローバルにおける想定売価は129.99ドルで、発売は「K65」同様に7月を予定。国内ではひとまずCherry MX赤軸モデルからの投入になるようだ。
文: GDM編集部 絵踏 一
CORSAIR Memory: http://www.corsair.com/