2013.06.17 09:00 更新
2013.06.17 取材
様々な展示デモが楽しい上海問屋の店頭に、先週から新製品の「ポータブルレコードプレーヤー」がお目見えしている。入り口すぐのスペースで鳴り響くアナログ音源に心惹かれたなら、さてお立会い。かつてレコードに親しんだ梶間さんも、実際に音を聴くのは久しぶりとあって何やら楽しそうだ。
「たまにはこういう物も面白いでしょう。今や懐かしのレコードプレーヤーが入荷してきたとあって、これは是非ともデモらないとと思っていたんです。さすがに昔のレコードは手放してしまったので、わざわざ休憩時間を使って御茶ノ水まで買いに行って来ました。こうして実際に鳴らしてみると、レンタルビデオならぬレンタルレコード店で借りて聴いていた頃のことを思い出しますね。
さてこの『ポータブルレコードプレーヤー』ですが、“ポータブル”の名の通り携帯も可能なコンパクトなプレイヤーです。接続も3.5mmオーディオジャックで繋ぐだけと簡単。電源はUSBですが、電池で動かすこともできます。さらにスピーカーも内蔵しているので、電池と合わせればスタンドアローンで動作してしまうという。もっとも内蔵スピーカーは単に“鳴るだけ”なので、音を楽しむなら別途スピーカーを用意した方がいいでしょう。デモ機に繋がってるスピーカーはだいたい3,000円くらいですが、結構いい音を出してますよね。
そしてUSBでPCと接続すれば、レコードの音源を取り込んでデジタル化できます。どちらかと言えばこちらがメインの機能と言っていいでしょうね。製品にはサポート対象外ながら録音ソフトも付属します。波形編集ソフトやらと組み合わせればなお良し、古いレコードを貯め込んでいる方はこの機会にまとめてデジタルデータ化しちゃいましょう。4,000円切りのお値段はかなりお得だと思いますよ。」
針の消耗が気になる、という人のために交換針も取扱中。交換はもちろん予備として確保するも良し。通販にて価格は699円 |
文: GDM編集部 絵踏 一
上海問屋: https://www.gdm.or.jp/shop/2013/0211/20056