2013.07.28 01:05 更新
USB周りに問題を抱えているとされるIntel 8シリーズチップセット。該当するのは発売当初から出回るC1リビジョンの製品だが、実は10日ほど前から問題を解決したC2リビジョンのZ87チップセット搭載マザーボードが登場していた。
C2リビジョン版Z87チップセットの搭載が確認できたのは、ASRock「Z87M OC Formula」。パッケージには“C2 Stepping Chipset”と記載されたシールが貼られている。これについては販売ショップも今日まで把握しておらず、また取り扱い代理店の違いによりシールが貼られていないモデルもあるようだ。
C2リビジョン適用製品について語る、某ショップバイヤーによると「今のところ、型番やJANコードが変更になるという話はなく、メーカーおよび代理店側でシール等を貼って差別化すると聞いている。よってショップ側でC1リビジョンの在庫とC2リビジョンの在庫を見分けるには、直接パッケージを確認するしかない、なかなか難しい状況」という。
そもそも「再現性は聞いたことがなく、それほど深刻な問題ではない」(複数ショップ)というUSB周りの不具合ではあるが、今後は同型番のマザーボードでも店頭在庫にC1、C2が混在する状況があるかもしれない。