2013.08.02 03:13 更新
2013.08.02 取材
いったい誰が何を考えて作ったのか、自由すぎる発想が生み出した新感覚のキーボードフレームFILCO「MIDORI」の展示がツクモパソコン本店でスタートしている。本来は直販のみにつきサイトでポチるしかないワケだが、こればかりは触って試してみたいと思うのが人情。FILCOマイスターの上田さんも触ってド肝を抜かれた一人だ。
「いやはや、まさかキーボードを見て笑う日が来るとは思いませんでした。『芝生を植えました』と聞いた時は塗装のことかな?と考えていたんですが、手元に届いてビックリ。ホントに生えてるよ・・・と驚愕しましたね。そんなこんなで、今日はFILCO『キーボード工房』から今週発売の『MIDORI』をご紹介しようと思います。世界初(というより誰も考えた人がいなかった)の“芝生を植えたキーボード”とはコレのことです。
とにかく触ってこの感覚を共有していただきたいんですが、ご覧の通り表面にビッシリと緑色のパイル(下地繊維)が植え込まれています。ジャリジャリとして気持ちいいでしょう?“刈りたての芝生をイメージした”というコンセプトは伊達じゃないですね。静電植毛技術を使って、細かい部分に至るまで丁寧に植え込まれています。アクセントにゴルフボールを添えると絵になるでしょうねぇ。(注:キーボードの話をしています)
ただし取り扱いは慎重に、と1つご忠告しておきましょう。トップコート処理で耐久性を高めてはいるんですが、起毛タイプだけに抜ける時は抜けるんですね。不用意な接触は避ける意味でも、パームレストの使用はほぼ必須かと思います。分かりやすいようにあえて黒地の展示台をチョイスしたんですが、ホラ・・・既にパラパラと何かが落ちていますよね。
ちなみに展示機は当店2Fのエンドコーナーに設置してあります。どのくらいで剥げてくるのかも気になりますし、しばらくは負荷テストも兼ねてたくさんの方に触っていただきたいなと。それと定番コーナーでは、同時に発売された『カーボンホワイト』の展示機も用意してあります。ネタ(&癒し)をとるか実用的な美しさをとるか・・・なかなか難しい選択ですが、とにかくどちらも一見(一触?)の価値アリですよ。」
同時発売の「カーボンホワイト」も展示中。どちらもFILCOのセミオーダーメイド販売サイト「キーボード工房」の直販限定のため、触って気に入ったら帰ってポチろう |
文: GDM編集部 絵踏 一
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/