2013.09.03 10:00 更新
2013.09.03 取材
本日のコレオシは、ツクモパソコン本店で見つけたユニークなデモ機が登場。ボタンを押すだけで、誰もが手軽にVGAクーラーのテストができるというちょっと変わったテスト機を紹介してもらおう。
「ちょうど設置が終わったところなので見ていってください。なかなか面白いデモ機ですよ。やっていることは単純なんです。GIGABYTE自慢のVGA用クーラー『WINDFORCE X3』がありますよね。最新モデルではTDP450Wまでのサポートが謳われているのですが、『ではどれだけ冷えるの?』という疑問に応えてくれるのがこのデモ機です。
自分も詳しいことは分からないのですが、GPUの発熱をシミュレーションするために電熱部品が入っていて250W/350W/450Wの熱を再現してくれるというものです。VGAクーラーのGPUベース部分にこの熱源を取り付け、ボタンを押すだけ。そうは言ってもGeForce GTX 770のTDPがだいたい230W、GTX 780やTITANですら250Wあたりですからね。正直450Wの冷却能力はオーバースペックなんじゃないか。でも冷えるに越したことはないでしょうというのが、デモ機のコンセプトですね。
2本の8mmヒートパイプ、4本の6mmヒートパイプ、そしてGIGABYTE「TRIANGLE TECHNOLOGY」を備える「WINDFORCE X3」 |
単純なんですが、これが面白いんですよ。試しに測ってみたのですが、250Wの時で約48℃前後、350Wでは63℃前後、450Wでは73℃前後でした。しっかり冷えてますよね『WINDFORCE X3』。実際にはケース内のエアフローだったり、CPUクーラーのタイプだったりとさまざまな要素が絡みますが、購入の際の参考には、非常にいいアイデアだと思います。
デモ機ですが220V仕様の海外製で、代理店が調達してきたモノみたいです。コレに他社のVGAクーラーを取り付けて・・・と試してみたい誘惑にかられますが、そこはガマンしておきます。」
文: GDM編集部 Tawashi
ツクモパソコン本店: https://www.gdm.or.jp/shop/tsukumo/