2013.09.07 12:18 更新
2013.09.07 取材
2013年9月5日に正式発表となったCooler Master Technology Inc.(本社:台湾)製ミドルタワーPCケースの新製品「CM 690 III」。14日(土)の発売を前に早くもサンプル版がアキバ入り。まずは写真でチェックしておこう。
まずは外観。歴代モデル同様、高いエアフロー性能を特徴とし、200mm口径ファンを最大3基搭載可能。トレードマークでもある通気性を考慮したメッシュパネルは健在で、外観上の大幅なデザイン変更は見送られている。
リアには120mm×1を標準装備。7+1段の拡張スロットを備える | ドライブベイレイアウト。2.5インチシャドウベイは計10基(3.5インチシャドウベイと排他)が用意される |
ドライブベイレイアウトは、5.25インチ×3、2.5/3.5インチシャドウベイ×7(排他)、2.5インチシャドウベイ×3(専用)で、新たにCooler Masterが開発した2.5-3.5共有のSSD/HDDコンボトレイが採用されている。その他、フロントI/OにUSB3.0×2、USB2.0×2、音声入出力端子を装備。7+1段の拡張スロット、ケーブルマネジメント機構、CPUクーラーカットアウト、ダストフィルター等。
新開発した横幅が伸縮するSSD/HDDコンボトレイ。1つのトレイで3.5インチHDDにも2.5インチSSDにも対応できるる優れモノで、全てのシャドウベイで採用されている |
エアフローレイアウトは、フロント200mm×1(標準/180mm×1 or 140mm×2 or 120mm×2換装可能)、リア120mm×1(標準)、トップ200mm×1 or 140mm×2 or 120mm×2(オプション)、ボトム120mm×1(オプション)、左サイドパネル200mm×1 or 180mm×1 or 120mm×2(オプション)、3.5インチシャドウベイ×1(オプション)で、最大9基がマウント可能。水冷ユニットにも特化され、240mmおよび120mmサイズラジエターが搭載できる。
外形寸法は、W230×D502×H507mm、重量約8.7kg。なおCPUクーラー有効スペース(高さ)は171mmまで、グラフィックスカード有効スペースは423mmまで(3.5インチシャドウベイ取り外し時)とされる。
予価は15,800円。期待の新型PCケースだけに、発売当日の14日には多くのショップで販売が始まる予定だ。
CM 690 II Plus NVIDIA edition(左)とCM 690 III(右)との比較。外観上の大幅なデザイン変更はないものの全体的にCM 690 IIIのほうが一回りほど大きくなった |
文: GDM編集部 Tawashi
Cooler Master Technology Inc.: http://www.coolermaster.co.jp/